当初大間に寄港と思っていたがで霧で見えない先に進み津軽三厩に入港した途中マグロ漁の漁船が犇めいていた。
 この海域は魚影が豊富いたるところで魚が跳ねているマグロもいたがなかなかつれない。
 最後の給油のため三厩に入港した、この航海は向い風無風90パーセント機走である、多めに80リッター購入14時出港竜飛に向かった、出港間もなく魚がわいている、群れの中に突っ込むとすぐヒット60センチ大のフクラギ1本釣れば十分先を目指した。
 竜飛岬は何度も来たことがあるがこの下を青函トンネルが通っていると思うと人間の力の無限であることを感じる。
三厩
風の岬竜飛崎
松前、江差を過ぎ夜明けには茂多岬に差し掛かった霧が晴れず雨模様晴天ならばこの岬の奥に険しい山々を望むことが出来るが残念
後は、神威崎まで一直線とうとう雨の本降りとなってしまつた、雨雲を避けながら進む  神威岬を過ぎると風が強くなった波も悪い積丹岬までの間オーパイに無理をかけないようティラーを持った、オーパイではあて舵が出来ないので仕方がない。
積丹岬を回れば追い風そして無風セイルを下した、新オーナーは1日土曜日に来てもらえば都合がいいと言っていたので祝津マリーナに夜間入港することにした。
祝津マリーナ入港経験はないが前を通り過ぎたことはあるあの海域はホタテのぼんてんが無数にあり昼でもいやなところだおまけに雨と霧、機走で進むと目の前に梵天が現れる。ジブセール揚げエンジン停止した。マリーナに近ずくと梵天もなくなったので微速で寝静まったマリーナに無事入港出来たのは23時で所要に数7日間であった。
上架されるロナチカ25北海道祝津マリーナ、写真背景の建物は移築再現されたニシン御殿

夜が明けハーバーマスータである社長に入港届けを出し8月3日空路札幌に来る孫と妻と合流北海道旅行の計画があると社長に言ったところ快く2階クラブハウスに宿泊するよう勧めてくれた。マリーナは食堂も経営9時には朝ご飯が食べられる。
 2階には私営博物館があり目を楽しませてくれた。
今航海を振り返ると風には恵まれなかったが740マイルトラブルもなく無事新オーナに引き渡しできたことを神に感謝しているところだ。
 また新オーナも気持ちよく対応してもらい燃料代まで払ってもらい有難うございました。
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