高知室戸〜万関瀬戸
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室戸沖に差し掛かり夕暮れを迎えた、宮崎あたりで地震があったらしい、それにしても地震雲のような不吉な雲、東南海地震の前ぶれでなければ良いが。
 室戸から足摺沖にかけて浮き魚礁パヤオが12基設置されている、気をつけなければならない。
 月が出てないのか真っ暗闇星がとても綺麗航行する船も少なくのんびりした気分、突然エンジン回転が落ちガツンと停止した。藻を巻いたらしい、クラッチが噛み抜けない、潜水より策ない、海水はそれほど低くはない、素潜りで見るとプロペラに直径1m位の藻の塊が絡んでいた。
午後には今年2度目の足摺岬に差し掛かった。
足摺岬灯台
土佐清水港入港計画であったが灯台近くの岩礁地帯に漁船が消えた、距離は近い試しに一度入ってみるかと好奇心から築港に入った、後片付けしていた漁師さんに声をかけたところ燃料配達してくれるスタンドがあると軽四で案内してくれた。
足摺のスタンド
夜中には豊後水道午前3時の転流前に通過できた。
関門海峡経
も運良く連れ潮、変わつた貨物船とすれちがった
明日一番税関に行輸出申告や出国届けを出さなければならない気が重い。
 問題点もあったがどうにかクリァー検査も終わり午前中に輸出許可が下りたこれで午後2時に出航できる、対馬で一休みもできるだろう。
 
筑前大島を過ぎたあたり夕方メジがヒット、今度はカツオたたき風でたべた ワインが進む。
 ことはそんなに簡単ではないまた深夜に藻を巻きエンジンストップ潜水を強いられた。
下関からトンヨンに向かうには対馬満席瀬戸を抜け麻生湾に出るコースが最短であり天候次第で避難もできる
 夜明け前午前3時ころ池田湾に近づいたがグリンの灯台は視認できるが赤が見えない、コースを何度も確認するが間違いない。
 このあたりは流れ藻の集積域か暗闇から次々と現れる、あと一時間もすれば夜も明けるから推進を止め流すことにした。
 湾入口の赤灯台に近づくと工事現場の赤灯火にも落ちる位申し訳程度の灯火が点滅していた視認距離100m
 橋の手前防波堤に舫いをとりyoon艇の到着を待つことにした彼は関門から23フィートのボートを曳航しているので5ノットぐらいが最高スピード午前8時ころ湾に入ってきた。