2020fiarswave号航跡
 令和2年1月14日沼津重須〜香川県志度迄アメリカ製タイタン30の回航依頼がありトラブル続きであつたがどうにかこなし引き続き1月20日愛媛アンカレッジマリーナ〜博多マリノアまでトランパー30の廻航を1月23日終了した。
 その状況はFacebookでアップしたのでfirstwave号とは関係ないことなのでここでは割愛します。

3月8日新潟柏崎にあったOseanis350買取ったが船検が切れていた自力航行に不安がありfirstwave号の出番となった
  しかし2017年沖縄で上架したままなので船底がかなり汚れている、ペラは掃除できたが十分でない、5ノットしか出ない、仕方ない片道60マイル天候を見極め柏崎に向かった。
通常は、10時間の距離だが16時間を要し九十九湾に着いた、ここで整備をして出番を待つことにした。
firstwave号も今年はどうしても上架しなければならない。
 それには今まで穴水マリーナで50トンクレン車を頼み上架していたが危険を伴う作業になる、富山県海竜マリーナで大型クレンができたこれなら安心して吊り上げできるしかし移動できる船台が必要である。
茨城県那珂湊マリーナに船台の出物があつた、片道600kmレンターカーのユニック車を借りて運ぶことにした。長野県松本市経由で行けば距離を短縮できると思ったが道幅が狭く難義した。
冬場は安房峠は通行止めになっているが安房トンネルが出来たので冬でも通行可能となった。
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吊り上げ重量13,6トン
フジツボ、得体の知れない海藻がいっぱい、これなら5ノットしか出ない訳だ
時期が早かったのでヤードはがら空き、これから一人で整備に取り掛かる、今回はマストにハリヤードのトラブルがあるためマストを倒さなければならない、そしてマストステップリベットが電蝕しているため200個打ち換えを余儀なくされた。
4月8日約1ヶ月をかけ整備を終えて九十九湾に回航した艇は水を得た魚のように海面を滑べった