<山行報告>
安 達 太 良 山
日時 : 2014.5.3〜4

天候 : 3日 : 曇りのちガス、4日 : 強風のち晴れ 

メンバー : (L)神田、小森、浅賀、渡辺、高桑(記)

コースタイム : (5/3) 奥岳登山口12:54 〜 14:15薬師岳14:45 〜 15:21仙女平分岐 〜
              15:58峰の辻入口 〜 16:07安達太良山頂上16:19 〜 17:11くろがね小屋
          (5/4) くろがね小屋7:18 〜 8:05峰の辻 〜 8:33馬の背 〜
              8:55安達太良山頂9:20 〜 10:03仙女平分岐 〜
              10:30薬師岳10:49 〜 10:58五葉松平 〜 11:54奥岳登山口

 GW後半初日、朝6時に北朝霞駅を出発しましたが、すでに東北道は大渋滞。常磐道経由にて6時間のリーダーの運転ののち安達太良スキー場の駐車場に到着しました。

 GWのみ運行しているゴンドラを尻目に私たちはスキーゲレンデを直登しました。これはいきなりの急登で、マジ息が上がり、先が思い遣られました。(そう、私は何のトレーニングもせず、一年ぶりの参加に残雪期の小屋泊を選ぶという無謀さです。。。。でもGWに山に行かないのは勿体無いじゃん!という楽天思考は相変わらず。)ゴンドラ駅を過ぎ、ごつごつした山道に入るとすぐに「ほんとうの空はこの上の空です」という道標のある薬師岳一体に到着しました。ここで太陽の周りに丸〜くかかった虹というのを初めて見ました。

 ここから山頂までは雪解け水がジャバジャバ・・・・半端ない。石があれば石の上、なければ泥土と水の中でぐちゃぐちゃ・・・・、足元を気にするので精いっぱいです。雪も残っていますが、気を付けないと時々、スカーンと抜け落ちます。(うーむ、雪庇ってこんな感じかな?などと考えました) そんな苦労を経て、やっと山頂に到着。午後になってきて天気は↓ ガスって来ています。急いでさらに上の乳首に登ります。ここは風がビュービューしていて本当に寒い!リーダーのカメラ用三脚も強風に負けて10秒間立っていられません。何とか集合写真を撮り、すぐに下りました。休憩らしい休憩などとらず、先を急ぎます。峰の辻までは斜度のある雪渓が続きます。「踏み外しても下まで転がらず、途中で止まるよ」とW辺さんは言いますが、下を見ると怖いので、一歩一歩確実に進みます。緊張感で疲れてきた頃、先の方にブルーのテントが見え、「テン場だ!小屋も近いぞ!」と皆の意気が上がりました。(ん?テン場?くろがね小屋にテン場あったっけ???と私。) 結局、そのテントはゲリラテントだったと判明しました。

 くろがね小屋はソーラーパネルなどもついていて、私たちが到着した頃にはもう大勢がいました。今回は10人用の相部屋となり、すぐに名物のくろがね温泉に入りました。(山小屋で温泉付きとは本当に気持ちいいです) 夕食はカレーライス。お代わり自由なので、みんな超高速で平らげ、二杯目、三杯目に並びました。食後は楽しい酒盛りタイムですが、みんな一気にカレーを食べてお腹が苦しくて、お酒が進みません(珍しい〜〜〜!)。そんな訳で折角持ってきた酒類を飲み干すに至らず、早々にお開きになりました。

 小屋泊は有難いもので、夜中外はビュービューと風の音がしましたが、温かい布団と毛布のおかげでゆっくり眠れました。(相部屋のおじさん達からすると、私達のいびき?はうるさかったようです。まぁああいう場所では寝た者勝ちですよね!? そうそう、くろがね小屋には前回私を思いっきりからかったおじさんも健在でした。懐かしい〜!!)
ひたすらスキー場の
スロープを登りました
雪解け水で登山道は
川のようでした
雪の下は空洞に・・・(@_@;)
恐る恐る静かに歩きました
乳首の頂上に到着しましたが・・・
晴れていたほんとの空は真っ白に
安達太良山を背景に
出発前の記念撮影
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ほんとの空