ひとつの幸せ、ひとつの愛

　低い山から高い山まで生えているヤマウルシは赤い紅葉が美しい木です。黄色→オレンジ色→赤と変化が見られます。１０メートルぐらいまでなるといわれますが普通は２〜３メートルの高さで見かけます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
　ヤマウルシは卵型の葉が並んでいますが、アカマツに絡んでいることが多いツタウルシは葉が３つに分かれています。

　紅葉の便りが各地から届くようになりました。秋が深まると木々の紅葉とともに草の紅葉も鮮やかになります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
　フウロの仲間はいずれも草紅葉といわれるほど見事に紅葉します。高い山の草原を歩いていると足もとにハッとするほど赤く燃えています。

　秋は里でも山でも実りの秋です。山の実りは鳥や動物たちの大切な食料となります。赤い葉と赤い実は冬の到来を予感させます。北の国では初冠雪の便りが聞かれるようになりました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
　ニシキギの紅葉は山でも里でも先駆けています。ドウダンツツジにも負けない鮮やかな色あいを見せてくれます。

　本州中部の標高２０００ｍ以上の場所では紅葉が見ごろを迎えています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
　９日から本格的に色づいた八ヶ岳北峰にある白駒池の紅葉です。真赤に燃えているのはドウダンツツジ、オレンジ色に見えるのはヤマウルシ、黄色く見えるのはダケカンバです。

　秋も深まってきました。高い山で始まった紅葉が日一日と下ってきます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
　庭のミツバハギで小さなチョウが忙しげに蜜を吸ってまわっています。オミナエシやキキョウは花を終わらせ、七草の最後を飾るフジバカマが蕾を膨らませ始めました。
　落ち葉が舞うようになるのも、そう先のことではないようです。