春 が 来 た (2)
サンシュユの花芽がほころびて蕾になり、その蕾が開き始めています。
ムスカリの蕾が伸び出してきました。花の咲く位置に*印があるのが面白いですね。
ヒメオドリコソウの新芽です。ホトケノザと同じシソ科ですが、外来種でヨーロッパ原産です。
オオバコの新芽です。漢方では咳止めの薬として用います。人や車に踏まれても平気で育ちます。ツクシのような花を咲かせます。
トキワハゼの新芽です。ムラサキサギゴケに似た花を秋晩くまで咲かせます。下唇が白っぽい薄紫色で黄色と赤
褐色の斑紋があり、上唇は紫色をしています。ムラサキ
サギゴケは下唇も紫色です。
沈丁花の蕾がほころびかけています。蕾は真っ赤な色をしていますが、咲く花はうっすらピンク色した白色です。
ヒイラギナンテンが早春に葉を赤く染めることを、春紅葉(はるもみじ)といいます。小さな黄色い花を3月の下旬頃から咲かせます。
春の七草でホトケノザとして食べるのは、このコオニタビラコの若芽です。1センチほどの黄色い花を咲かせます。キク科でタンポポの仲間です。
丸い実をならせるヘビイチゴの新芽です。ゴールデンウィークの頃に黄色い花を咲かせ、 1月後には赤い実をならせます。食用のオランダ・イチゴと違い甘味がなく美味しくない。
ヤマモモの蕾が膨らんでいます。赤い小さな5弁の花を4月はじめ頃咲かせます。雌雄異株なので両方の木が近くにないと実がなりません。ジャムにします。
春に先駆けて咲く迎春花もあれば新芽を出すものもあります。花を咲かせる前の蕾も面白いものがたくさんあります。