髭じじーの山便り!
吾妻山 山スキー登山

島根県旧横田町
2009年2月1日

久しぶりに 吾妻山へ山スキーに行って来ました
20年位前は ゲレンデスキーを担ぎワカンを履いて 吾妻山国民休暇村から登り 大膳原を滑りによく行っていました
吾妻山は 今シーズンから休暇村が冬季休業になり 冬季簡単に登れる山から チョット頑張らないと登れない山へ
幾つかのルート(ドルフィンバレースキー場跡から・井尻谷ルート・烏帽子山超えルート・島根県側からなど)が思い浮かぶ
今回は 昨年5月 島根県旧横田町大馬木大峠からの下見登山ルートで登って来ました(もう一つの目的が・・)

大峠に着くと 吾妻山への林道が除雪されていて 最奥民家の上まで車で登れた(500mくらい)
そこには 4台の車が駐車中  登山ルートを見るとワカン・スノーシューなどの足跡が・・
9:56 準備をして出発
今シーズンは週末毎に寒波が来て 雪の状態が良かったのが 先週の暖かさと雨 そして今朝の寒さで雪はモナカ状態
やはりこの時期は 苦しくても新雪ラッセルがいいなぁー・・・

髭じじーの山便り!

もう少しで帰れる所で落とし穴が
雪の下は溝で スキーがドスンでした(笑)

携帯カメラの写真です
大膳原は少し視界が開けました

視界が少し回復したのに
なぜだか この写真だけは写っていました

以後は写真無し
大膳原を滑り下りて 大峠へのルートへ
やはり 今日の雪質では危険・・・
上部のヤバイ所は 板を担いで下りました

無事に大膳原まで滑り下りると
松江ハイキングクラブの方達が
小屋でから出てきて 帰られるところだった

そこから問題が
デジカメがなぜが故障したようだ
小屋の写真はこんな感じで
中で撮影した写真(マウスを上へ)は
まだ撮れていたが これ以降はダメに(涙)
撮影して モニターを見る ダメだぁー
電池を交換しても ダメだー

綺麗!! と見とれて滑っていると
枝に当たると シャワーの嵐に

上部のガリガリ斜面を下りて
右側の樹林の中へ滑り込むと
新雪が少し・・ しかしその下はガリガリ
慎重に 慎重に 滑り下りる

山頂のサンゴ(笑)
マウスを上へ サンゴの中身が見えます

サンゴを風避けにして シールをはがし滑りモードへ
ガリガリ急斜面・・・・
転倒は許されない・・・
慎重に・慎重に・・・・
滑りへ・・・・

休暇村方向 何も見えない
マウスを上へ 魔法が掛かります(笑)

山頂直下のセッピ(よく見えないから恐くない 笑)

   12:22 吾妻山山頂
展望無し 視界は30m位か 寒い
冬山らしい吾妻山でした(笑)

雪面は 樹林の下は少し新雪があるが
開けた所は ガリガリのアイスバーン
風で表面は左の写真のように風紋が出来ている

斜面が急になると スキーシールだけではスリップして登れない
アイゼンとシールで 斜めにジグザグに登る
時々突風も・・
マウスを上へ
この真っ白の大斜面を登っています

ぼんやりでしたが 綺麗でした!

11:46 傾斜が急になり クトー(スキーアイゼン)を
着ける  これが無かったら登れなかっただろう

横から人が・・
松江ハイキングクラブの方でした

天気が良ければ 綺麗なのに・・

雪面はガリガリに・・
先行者の足跡は全く分かりません
途中コンパスを確認しながら前進

大膳原へ 何にも見えません
マウスを上へ・・
魔法を掛けて視界が開けます(笑)

越原へのルート
今度はこちらから登ろう・・・・

烏帽子山へのルート
山スキーで登った事が有るが 最後の登りはキツカッタ
滑りも 木の間隔が狭く苦労した思い出が・・・

11:11 横田別れへ
ここは十字路 
左に登れば烏帽子山
前に下りれば越原(ドルフィンバレースキー場跡へ)
右に行けば 大膳原から吾妻山へ

トレースは 先行者の吾妻山へ だけでした
ここで 地形図を出して コンパスを吾妻山に設定
この視界不良の中では 
広々とした大膳原では方向が??になる

あそこは 横田別れだ! でも直ぐ手前の
「うぐいす水」の標識が無い(雪の下かな)

このルートは中国自然歩道ルート
標識が沢山あります

下りの滑りは この雪質ではヤバいなぁー
スピードコントロールが難しいし 転べば・・・(恐)
周りの雰囲気は 綺麗になって来ました!

先行者の足跡を避けて登ります(笑)

10:28 無積雪期駐車場着
ここにはベンチが有ったはずだが 雪の下かな?

林道を登る  杉林の中は落ち枝だらけ

9:56 準備をして出発

ぐるっと回れるように除雪されていたが
他の車が出れるように 真ん中を除雪して駐車する

大馬木大峠(トイレがあります)
除雪されていたので林道を車で登る

吾妻山の山頂は雲の中だ(大馬木から)

三井野原は分水嶺
でも 江の川も斐伊川も日本海に流れる

三井野原スキー場
懐かしTバーリフトがまだ残ってます
お客さんは ほとんど居ないなぁー

14:30 無事下山
展望無し ガリガリアイスバーンの最悪の山スキーでした  
自然が相手ですから仕方ないですが 先週の素晴らしい新雪との落差が
これも山スキーですがね・・・   
「冬山らしい吾妻山だった」と思う事にしました(笑)

次の目的地へ・・・
山の会で 船通山へ行くので 登山口への道路除雪状態の確認へ
4年前と同じ所まで車で行けそう
船通山登山口の斐乃上温泉で汗を流して帰りました
ガリガリ滑りは足に・・ 少々疲れた山スキーでした

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