自然たっぷりの 黒ダキ山に登って来ました
黒ダキ山は 十方山の南南西に有り 地形図には名前の無い標高1084.7mの山です
以前から登りたいと思っていたが まだ未踏の山でした
登山ルートは 一般的には細見谷の北側にある下山林道跡を歩き 林道終点手前から右の尾根に取り付き
山頂から延びる南東尾根へ登る そこから南東尾根を辿り山頂へ
そのルートは下山に使い 細見谷入口と十方山瀬戸滝登山口の中間地点の小松原橋から
山頂から東南東へ延びる尾根を登った
この登りのルートは 桑原良敏氏著の「西中国山地」に少し記載されているが 詳しい記録が無かった
今月3日に 山スキーでお世話になっているY氏が登られ ブログにGPSログが載っていた
紅葉も綺麗なようで 早速GPSログを印刷して 行く事にしました
Yさん ありがとうございました!!
6:35 三原出発
ETC通勤割引(100km以下)の為 河内ICから高速を使い吉和へ
駐車予定の細見谷入口を通り過ぎ 小松原橋へ行き 登山口を確認して引き返す
8:35 細見谷入口 立野野営場着
8:55 準備をして出発
約1kmロード歩き 周りの紅葉が凄く綺麗
9:06 小松原橋登山口 (標高520m)
広島県旧吉和村
2008年11月9日
至十方山
黒ダキ山
12:02 黒ダキ山(1084.7m)山頂
もちろん誰も居ません 独り占めです!
初めて登った山は なぜだかワクワクする!
地形図では無名峰だが 10年以上前から登りたいと
思っていたから一層感激もある
十方山 吉和冠山などの周りの山は
落葉した木々の間から見える
コンビニ弁当を食べていると 少し下の藪がガサガサ
この辺りは クマさんの縄張り
クマスプレーを手元に 緊張が・・・
「バタ・バタ・バタ・・ 」 鳥が飛び立ちました
登る途中にも すぐ横の枝からキジが飛び立ち
驚き 冷や汗を・・・
12:37 下山へ
めがひらスキー場下の 女鹿平温泉に入り
汗を流して帰りました
黒ダキ山頂手前の尾根から吉和の集落が見えた と言う事は 吉和からでも黒ダキ山が見えるはずだ
見えそうな地点に行くと 雪を作ってるめがひらスキー場の右側に 黒ダキ山が見えた
中国道も見えたので 帰途左をよそ見しながら走る(通行量が少なくゆっくり走れます)と 黒ダキ山が確認出来ました
黒ダキ山です
中央左のピークです
女鹿平山 白いのは製造中の雪です
スキーシーズンが間近ですね!
14:37 立野野営場へ無事下山
一般的には 下山したルートをピストン登山されて
いるようだが 登りのルートの方が面白かった
今週も曇り空で 紅葉の華やかさはイマイチ
だったが 自然たっぷりの黒ダキ山を独り占め
出来て 思い出に残る山行だった
次は 黒ダキ山経由で十方山へ歩きたいが
やはり 無理だろうな・・
細見谷に掛かる この橋を渡ると立野野営場です
林道から細見谷は 標高差がかなり有り
水音は聞こえるが ほとんど見えない
上の写真は やっと見えた細見谷(中央)です
林道の左側斜面は 素晴らしい林の所も見える
林道跡です
20年近く前だったか 一度細見谷を歩いた
(いや泳いだ 笑)事がある
その時の帰りにこの林道を歩いた
その時はまだ 車は通れないが林道だったような?
今は 道の真ん中に木が生長していたり
右写真のように崖が崩れて 道の面影が無い所もある
吸い殻入れから 少し歩くとルートは右へ
細見谷に向かって下りる尾根は
それまでとは一転して急坂の下りだ
またまた 吸いがら入れが
営林署の職員はタバコ好きなのかな?(笑)
昭和57年発行の「西中国山地」にも
吸いがら入れの事が記載されている
塗装も新しく 吸いがらも多く入ってな
その当時の物ではないようだ
13:00~07 に登りとの合流点を通過して
広い緩やかな南東尾根を下る
ササが茂っている所も有るが 道ははっきり分かる
振り返ると黒ダキ山から十方山へ続く稜線が見える
何時か歩きたいが ヤブ漕ぎが酷いようだ
軟弱者には無理かもしれないなぁー
これも 赤色の犯人です(笑)
どちら様ですかね???
女鹿平山です
羅漢山(左奥) 吉和冠山(右)です クルソン岩も確認できました
下りでは 南側の展望を
旧吉和村の中国道や たんぼが見えます
紅葉・黄葉を眺めながら下山
マウスを上へ 赤色の犯人です(笑)
細見谷
↖登り
瀬戸滝
下り↓
立野野営場
小松原橋
登山ルート図です
立野野営場から小松原橋へ歩き
青線の尾根を登ります
下りは 細見谷の下山林道へ下りて
荒れた下山林道を帰りました
黒ダキ山です
その前に あれが山頂だ
登ると 次が・・
それを繰り返しました(笑)
先週の砥石郷山と同じだ
十方山(右奥)です
市間山(左) と 立岩山(右)です
登りに通ったルートは 予想以上に歩き易い尾根だった ほとんど踏み跡があり
見失った所でも忠実に尾根を登れば再び踏み跡が現れる
ここからは 営林署の見廻りルートのようで 道ははっきりしている
11:33~38 細見谷への下山ルートと合流
営林署が 吸いがら入れを設置していました
中を覗きたい人は マウスを上へどうぞ(笑)
シャクナゲも有りました
細見谷からの登山道合流地点手前は急登だ
黄葉のトンネルの中を 歩き易いササ漕ぎしながら
11:00~10 鮮やかな紅葉の下で ちょっと休息
何時ものバナナを忘れていたのでパンで我慢
右に 十方山を見ながら登ります
10:48 914m地点通過
ワオー!! 思わず声が
882m地点から 少し下った所です ササの覆われたミニミニカールのような地形で 黄葉のブナが周りに広がる 素晴らしい所でした
ただ 踏み跡は無くなり どちらへ登るの?と一瞬戸惑う
こちらは 太枝千本ですね(笑)
10:10~15 882m地点
急登の尾根を登り やっと平らな所でした
最初は 急登の山道跡をジグザグに登る
ササが出てくると 踏み跡を探しながら
ササの背が低く 歩き易い
時々スポンジの上を歩くように
足元がフワフワ感じると ルートを外れている
(分厚い落ち葉の腐葉土の為か)
左右に振れば 落ち葉で隠れた固い地面の
山道の跡が見つかる
ツガ(?)の大木
ハリセンボンじゃなくて 枝千本みたい(笑)
小松原橋 渡った所の左から登ります
立野野営場 ここに駐車
どちら様の実? 鮮やかな赤でした
時々境界標識が道案内してくれます
急坂を下っていると 黒ダキ山頂が右に時々見える
13:48 林道跡へ下りる