交尾2ペア うるま市 2005年5月20日 交尾+♂求愛 うるま市 2006年1月19日 交尾 うるま市 2015年3月11日 ♂(ナガマルコガネグモに捕食)うるま市 2006年4月12日
♂(ハラボソトンボに捕食)渡嘉敷島 2006年5月12日 ♂(チブサトゲグモに捕食)うるま市 2007年6月3日 ♀(オキナワアズチグモに捕食)うるま市 2011年5月25日 ♀(トガリシロスジグモに捕食)うるま市 2011年6月4日

モンシロチョウ

《学名》
 
Pieris rapae
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 伊平屋島、伊是名島、水納島(本部町)、瀬底島、伊江島、古宇利島、宮城島(大宜味村)、屋我地島、奥武島(名護市)、沖縄本島、浜比嘉島、宮城島(うるま市)、伊計島、藪地島、南浮原島、津堅島、久高島、奥武島(南城市)、渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島、慶留間島、ナガンヌ島、粟国島、渡名喜島、久米島、奥武島(久米島町)、オーハ島、北大東島、南大東島、宮古島、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島、水納島(多良間村)、多良間島、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、新城島、鳩間島、西表島、波照間島、与那国島、北小島
《成虫の生態・写真解説》
 
成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂の吸水。吸蜜植物(キダチハマグルマ、ヤナギハナガサ、クマツズラ、ムラサキカタバミ、センダングサ類、オニタビラコ、ハマボッス、ムラサキウマゴヤシ、アブラナ、タイワンレンギョウ、セイヨウタンポポ、ダイコン、アメリカフウロ、ヒラミレモン、ブルーサルビア、ユウゲショウ、ランタナ、シロバナシマアザミ、ゼニアオイ、ノウゼンハレン、テンニンギク、クフェア・ヒッソピフォリア、イワダレソウ、ウスベニニガナ、リュウキュウコスミレ、ナンゴクネジバナ、ニガウリ、ヒマワリ、オクラレルカ、ポンテデリア、カタバミ、チリメンナガボソウ、ヒカンヒザクラ、コスモス、ホコバテイキンザクラ、ハナスベリヒユ、モンパ)。吸汁(牛糞)。
※一部「2004〜2006春,沖縄県の蝶,新田 智,蝶研フィールド249」で発表済み。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』写真の他にも数例撮影している。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』ナガマルコガネグモ、ハラボソトンボ、チブサトゲグモ、オキナワアズチグモ、トガリシロスジグモ。

♀(キダチハマグルマの花で吸蜜)久高島 2003年5月3日 ♂(ヤナギハナガサの花で吸蜜)うるま市 2003年5月16日 ♂吸水 うるま市 2004年4月10日 ♂(ランタナの花で吸蜜)うるま市 2004年4月11日
♂(クマツズラの花で吸蜜)うるま市 2004年4月13日 ♀(セイヨウタンポポの花で吸蜜)うるま市 2004年4月16日 ♂(ムラサキカタバミの花で吸蜜)うるま市 2004年4月26日 ♀(オニタビラコの花で吸蜜)うるま市 2004年5月5日
♂(ムラサキウマゴヤシの花で吸蜜)うるま市 2005年4月29日 ♂(ハマボッスの花で吸蜜)伊江島 2005年4月30日 2♂(牛糞で吸汁)うるま市 2005年5月5日 ♀(タイワンレンギョウの花で吸蜜)国頭村 2005年5月8日
交尾(♂はセンダングサ類の花で吸蜜)うるま市 2005年5月12日 ♀(ダイコンの花で吸蜜)大宜味村 2006年2月12日 ♂(アメリカフウロの花で吸蜜)うるま市 2006年2月28日 ♂(ヒラミレモンの花で吸蜜)大宜味村 2006年3月5日
♂(ブルーサルビアの花で吸蜜)那覇市 2006年4月1日 ♀(ユウゲショウの花で吸蜜)名護市 2006年4月8日 ♀(ゼニアオイの花で吸蜜)名護市 2006年4月9日 ♀(ノウゼンハレンの花で吸蜜)名護市 2006年4月17日
♀(シロバナシマアザミの花で吸蜜)国頭村 2006年4月30日 ♂(クフェア・ヒッソピフォリアの花で吸蜜)那覇市 2006年5月18日 ♀(イワダレソウの花で吸蜜)うるま市 2006年7月7日 ♀(ウスベニニガナの花で吸蜜)うるま市 2007年1月23日
♀(リュウキュウコスミレの花で吸蜜)うるま市 2007年2月16日 ♂(アブラナの花で吸蜜)うるま市 2007年3月3日 ♀(ナンゴクネジバナの花で吸蜜)名護市 2009年4月18日 ♀(テンニンギクの花で吸蜜)うるま市 2011年6月3日
♂(ニガウリの花で吸蜜)うるま市 2011年7月10日 ♀(ヒマワリの花で吸蜜)北中城村 2012年1月26日 ♂(オクラレルカの花で吸蜜) 大宜味村 2013年4月9日 ♀(ポンテデリアの花で吸蜜)大宜味村 2013年4月8日(新田敦子)
♂(カタバミウの花で吸蜜)大宜味村 2006年3月3日(新田敦子) ♂(チリメンナガボソウの花で吸蜜)国頭村 2006年3月4日(新田敦子) ♂(ヒカンヒザクラの花で吸蜜)国頭村 2007年2月24日(新田敦子) ♂(コスモスの花で吸蜜)大宜味村 2013年4月15日(新田敦子)
 
♂(ホコバテイキンザクラの花で吸蜜)国頭村 2016年5月4日(新田敦子) ♀(ハナスベリヒユの花で吸蜜)名護市 2017年4月28日(新田敦子) 1頭(モンパの花で吸蜜)伊江島 2018年5月1日(新田敦子)  

《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ
食草》
 アブラナ・アリッサム(ニワナズナ)、イヌガラシ、インチンナズナ、オランダガラシ(クレソン)、カラシナ、キレハイヌガラシ、キャベツギョボク、ケール、コマツナ、サントウサイ、セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)、ダイコン、タネツケバナ、チンゲンサイ、ノウゼンハレン、ハクサイ、パクチョイ、ハナヤサイ(カリフラワー)、ハツカダイコン、ハマダイコン、ヒメタネツケバナ、ヒメフウチョウソウ、ブロッコリー、マメグンバイナズナ、ミチバタガラシ、ロケット。
《文献覚え書き

【2018年度発行文献より】
 奥武島(名護市)、宮城島(大宜味村)、南浮原島で確認、新田智・新田敦子「特集;離島大好き編(2003年〜2017年)」、ありんくりん通信 特別号(2018);1-8.

【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
 食草;キレハイヌガラシ 多数卵〜幼虫確認(月刊むし「特集:2012年の昆虫界をふりかえって」。元出典;関瞬二、可良留無69、2012)

《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 佐藤英次 モンシロチョウの食性変換 9
 本誌編集部 「日本の昆虫?モンシロチョウ」など 17
 増井和夫 モンシロチョウの性モザイク 19
 塚越章雄 モンのないモンシロチョウを採集 28
 戸田羊一 モンシロチョウの異常型 34
 西田浩二 モンシロチョウの黄色型♀について 34
 青木章八 モンシロチョウがワサビダイコン(アブラナ科・栽培植物)を食草に 34
 岩野秀俊・大塚康司 南ア・大仙丈沢にてモンシロチョウを採集 41
 西田浩二 モンシロチョウの裏面鱗粉消失個体 46
 青木章八 スカシタゴボウに産卵したモンシロチョウ・またそれを飼育して 51
 岡田正哉 性モザイクのモンシロチョウ 64
 上山智嗣 モンシロチョウの交尾 84
 伊藤ふくお モンシロチョウの追飛 84
 日詰美奈子・日詰真由子他 ネコがモンシロチョウを捕食する 117
 山崎麻由美・小林智晴他 梅雨期の降雨中に活動するモンシロチョウ 117
 田中和憲・日詰美奈子他 モンシロチョウの水浴行動を観察 117
 川越健一 サシガメがモンシロチョウ幼虫を捕食 127
 石井為久 モンシロチョウの水浴を観察 147
 手塚浩 モンシロチョウがイチジクの葉に産卵 150
 手塚浩 アゲハ・モンシロチョウ(第2化)の早期発生記録 153
 西海正彦 東京都区部におけるモンシロチョウとスジグロシロチョウの個体数の再逆転とその機序(第2報) 159
 長谷川順一 河原で発生するモンシロチョウ 168
 廣田忠雄 モンシロチョウにみられる豊富な遺伝的多様性 173
 由井一昭 モンシロチョウの雌雄型 179
 蛭川憲男 モンシロチョウの分布拡大のなぞ 222
 山田富司 モンシロチョウの矮小個体 254
 安本潤一 モンシロチョウの異常型 259・260
 小林望光 小型モンシロチョウを採集 259・260
 ※蝶研フィールドのバックナンバーは滝道昆虫で取り扱っています。