オオカバマダラ

《学名》
 Danaus plexippus

《分布(記録のある沖縄県の島)》
 沖縄本島、石垣島、西表島。※石垣島・西表島の大元の出典は恐らく楚南仁博(1924)台湾博物学会会報..
県外以外の記録
 東京都(小笠原島、母島、父島、硫黄島、中硫黄島)、神奈川県、大阪府※、鹿児島県(奄美大島)
 ※大阪府南河内郡二上山付近 1♂ 1954年8月上旬日 (この記録(若林 守男,Anthocaris2(2),1955;蝶研フィールド1(3):12-14,1986)は新聞掲載写真によってDanaus erippus Cramerと同定され,その採集事実そのものが疑問であることが指摘された(川副 昭人,蝶研フィールド1(6):26-27,1986)ので,誤報として処置す。

《写真解説》
★沖縄本島石川市 1968年7月(採集者不明)

《食草》
 トウワタ・フウセントウワタ
【参考文献】日本産蝶類幼虫食草一覧(仁平勲・2004)
《参考・引用文献》
1)比嘉正一(1984)沖縄県の蝶類(III)マダラチョウ科、琉球の昆虫9、11-33.※出典は恐らく楚南仁博(1924)台湾博物学会会報.
2)比嘉正一(2009)沖縄県の蝶類分布表、沖縄市立郷土博物館紀要 第17号 あやみや;16.
3)沖縄昆虫同好会編(2013)沖縄県の蝶・記録された島と食草;(別表、沖縄県内で発生が確認され島で記録された蝶).
4)日本昆虫学会編(2013)日本昆虫目録第7巻 鱗翅目 第1号(日本昆虫学会).
5)小路嘉明(1985)沖縄八重山蝶採集ガイド(蝶研出版).
6
)小路嘉明・三田隆生(1991)スーパー採集ガイド1八重山編(蝶研出版).
7)小路嘉明・三田隆生(1995)スーパー採集ガイド新・1八重山編(蝶研出版).
文献覚え書き
【2017年度発行文献より】
 青木一宰 八重山諸島島嶼別蝶類分布表(石垣島・西表島にプロット、蝶研ガイド(新八重山編)の分布表より引用) 石垣島採集観察地ガイド26-29.
【2014年度発行文献より】

 神奈川県での目撃記録(1頭、2013年6月、相模原市;斎藤秀昭ら、相模の記録蝶(28))矢後勝也「2013年の昆虫界をふりかえって」、月刊むし519.
【2013年度発行文献より
 記録のまとめ(SATSUMA 150).