シロオビマダラ

《学名》
 Euploea camaralzeman

《分布(記録のある沖縄県の島)》
 沖縄本島、来間島、伊良部島、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、西表島、波照間島、与那国島
沖縄県以外の記録
 鹿児島県(奄美大島)

《成虫の生態・写真解説》
 成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』吸蜜植物(センダングサ類、タイワンヒヨドリバナモドキ)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』挑戦したい。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』。
【分布】印です。迷蝶なので、島嶼で撮影・採集した個体を示す。
『撮影メモ』西表島・波照間島(撮影個体は一部採集もしている)。

♂(センダングサ類の花で吸蜜)波照間島 2005年5月27日 1頭(タイワンヒヨドリバナモドキの花で吸蜜)西表島 2007年12月15日 1頭(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2007年12月17日 ♂ヘアペンシル 波照間島 2005年5月28日
《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。まだまだ、新たなご投稿もお待ちしています。個体変異の参考になれば幸いです。
クリックしてね→本種標本写真へ
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ。
食草》
 ガジュマル・オオバイヌビワ
【参考文献】日本産蝶類幼虫食草一覧(仁平勲・2004)。
《文献覚え書き
【2015年度発行文献より】

 シロオビマダラ;♀ 奄美大島龍郷町上戸口 2013年8月7日 森田秀則、富川賢一郎・金井賢一(SATSUMA154、40).

【2014年度発行文献より】

 シロオビマダラ;♂ 黒島保里 2001年11月24日 菅原春良、菅原春良・高橋直(2014)日本の迷蝶大図鑑(むし社).
【2013年度発行文献より
 記録のまとめ(SATSUMA 150)
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)

 山田芳郎 与那国島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド12
 岩國京一 波照間島のシロオビマダラ 蝶研フィールド25
 岩田靖 石垣島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド38
 秋葉国広 Twin Memories おきなわ 54
 藤原・三上・小路・米谷 1990,迷蝶の季節 蝶研フィールド57
 小島賢司 与那国島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド57
 田中伸一 与那国島で採集した迷蝶2種と黒島で目撃した未記録種1種 蝶研フィールド62
 山田裕之 1990年八重山諸島での迷蝶の記録 蝶研フィールド62
 金澤仁史・由井一昭 1990年秋の沖縄本島・八重山諸島の迷蝶 蝶研フィールド65
 布藤美之 1990,迷蝶の記録 蝶研フィールド66
 溝部忠志 1990年,与那国島で採集した迷蝶3種 蝶研フィールド69
 大池崇資 与那国島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド78
 後藤和夫 1989年,与那国島・波照間島で採集したシロオビマダラ 蝶研フィールド87
 新田智 沖縄・八重山で採集したマダラチョウ科の迷蝶 蝶研フィールド92
 加藤琢磨 波照間島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド133
 久野雅照・久野ユキ シロオビマダラがガジュマルに産卵 蝶研フィールド140
 栗山 定 波照間島でのシロオビマダラの記録 蝶研フィールド163
 田中 伸一 1996年八重山諸島で採集した迷蝶 蝶研フィールド178
 山田 隆 西表島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド213
 横山 仁 西表島でシロオビマダラを採集 蝶研フィールド229
 山口修 2005年,八重山諸島迷蝶の採集・目撃報告 蝶研フィールド237
 金子孝夫 2005年の八重山、迷蝶の記録 247