●タイワンビロウドセセリ●
《学名》
Hasora taminatus
《分布(記録のある沖縄県の島)》
与那国島、西表島
初記録は森崎氏;♀ 沖縄県八重山郡与那国町(与那国島)久部良岳 2001年6月14日(写真の個体)
初採集は竹上氏;♀ 同島アンガイミドゥチ 2001年5月26日
《写真解説》
右側の写真は、森崎氏のオキナワビロウドセセリが入った標本箱です。中央にあるのがタイワンビロウドセセリで翅型が著しく違うのが分かります。皆さんの標本箱にこういった個体が混じっていませんか?
《食草》
ドクフジ、デリス。
《文献覚え書き》
【2018年度発行文献より】
タイワンビロウドセセリ♀ 与那国島比川林道 2017年6月16日 植松昌樹「与那国島でタイワンビロウドセセリを採集」、季刊ゆずりは76;40.
【2017年度発行文献より】
タイワンビロウドセセリ終齢幼虫(デリス、7月16日♀羽化)、西表島白浜、2017年6月30日 佐野英孝「西表島でタイワンビロウドセセリの幼虫を採集」(季刊ゆずりは75号;9).
《参考資料》
【参考文献】本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
森崎譲 日本初記録 タイワンビロウドセセリ与那国島で採集 188
川副昭人 タイワンビロウドセセリHasora taminatus vairacana Fruhstorfer,1911(資料) 188
竹上敦之 標本箱探索ノスゝメ 189
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