ヒメウラナミシジミ

《学名》
 
Prosotas nora
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 宮古島、多良間島、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、西表島、新城島、波照間島、与那国島
沖縄県以外の記録
 長崎県(対馬)・鹿児島県
《成虫の生態・写真解説》
 
成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂の吸水。吸蜜植物(センダングサ類、リュウキュウイナモリ)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』写真の1例のみ。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』。

♂有尾吸水 西表島 2004年9月19日 ♀(リュウキュウイナモリの花で吸蜜)西表島 2004年8月31日 ♂♀(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2004年8月26日 交尾(左♂・右♀)西表島 2003年3月22日
《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ。
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ。
食草》
 ギンネム(産卵)、クロヨナ、ソウシジュ、ヒイラギズイナ、モダマ(コウシュンモダマ)、アカギ。
《文献覚え書き
【2018年度発行文献より】
 新城島で初記録の種;ヒメウラナミシジミ(1♀ 11月16日)。青木一宰・木村正明「新城島で確認した蝶類(2017年)」、琉球の昆虫42(151-153)
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 ヒメウラナミシジミ;新城島(2017年投稿中)、青木一宰 八重山諸島島嶼別蝶類分布表より初プロット、八重山採集観察地ガイド;32-35.

 ヒメウラナミシジミ終齢幼虫(アカギの花) 石垣島川平 2017年3月13日 山元修成「2017年3月の八重山採集旅行記」、季刊ゆずりは76;26-31.
 ヒメウラナミシジミの交尾飛翔形式(←♂+♀)石垣島万勢山 2018年3月15日 玉置高志「ヒメウラナミシジミの交尾飛翔形式・石垣島(沖縄県)」、めもてふ336;3701.
【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 広瀬正則 宮古島でヒメウラナミシジミを採集 22
 永田隆 波照間島でヒメウラナミシジミを撮影 27
 高崎浩一朗 ヒメウラナミシジミの飼育・交配および母蝶による生態観察 163