♂ 西表島 1990年10月1日 樋口高彦 同左裏面 蝶研フィールド57 ♀ 西表島産(飼育)1990年11月7日羽化 同左裏面

イワサキタテハモドキ

《学名》
 
Junonia hedonia
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 宮古島、池間島、石垣島、西表島、波照間島、与那国島、竹富島、小浜島
《写真解説》
 1990年10月に沖縄県八重山郡竹富町(西表島)で本種がオギノツメ発生しているのを確認。幼虫を採集して飼育羽化させている。全て西表島産で撮影、飼育は小路嘉明氏でありデータ中からこれを外している。終齢幼虫は頭部が橙色のものと黒色のものがあった。なお、1990年10月20日の♀個体は生態写真で一部羽化不全がかかっていた。撮影後、小路嘉明氏が採集。蝶研フィールド57号では同時期に採集したタテハモドキの幼虫写真と並べて比較している。

♀ 西表島大富林道 1990年10月20日 小路嘉明 蝶研フィールド57 終齢・背面(頭部黒型)西表島産(飼育)1990年11月3日 蝶研フィールド57 終齢・側面(頭部黒型)西表島産(飼育)1990年10月26日 蝶研フィールド57 終齢・頭部(頭部黒型)西表島産(飼育)1990年10月26日 蝶研フィールド57
終齢・側面(頭部橙型)西表島産(飼育)1990年10月26日 蝶研フィールド57 終齢・頭部(頭部橙型)西表島産(飼育)1990年11月3日 蛹 西表島産(飼育)1990年10月31日 蝶研フィールド57 羽化 西表島産(飼育)1990年11月4日
《食草》
 オギノツメ、シソモドキミヤコジマソウ。。
《文献覚え書き
【2018年度発行文献より】
 イワサキタテハモドキ;小浜島(2017年投稿中)、青木一宰 八重山諸島島嶼別蝶類分布表より初プロット、八重山採集観察地ガイド;32-35.

 イワサキタテハモドキ2♂3♀ 宮古島 2017年10月14〜15日 山野忠清「宮古島でイワサキタテハモドキを採集」、季刊ゆずりは76;39.
 イワサキタテハモドキ1♀ 宮古島大野山林 2017年12月13日 玉置高志「宮古島でイワサキタテハモドキを採集(沖縄県)」、めもてふ331;3650.
【2014年度発行文献より】

 イワサキタテハモドキ;♂ 波照間島毛原 2005年6月26日 青木一宰、菅原春良・高橋直(2014)日本の迷蝶大図鑑(むし社)。
【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 三上秀彦・藤原孝夫 西表島でイワサキタテハモドキが発生した! 57
 小路嘉明・米谷敦子 イワサキタテハモドキの幼生期 57
 高須賀信悟 イワサキタテハモドキを石垣島で採集 57
 新田智 西表島でイワサキタテハモドキを採集 123
 小野寺博昭 与那国島でイワサキタテハモドキを採集 186
 湯浅光芳 イワサキタテハモドキを与那国島で採集 186
 滝田康一 石垣島でイワサキタテハモドキを採集 187
 西田悦造 与那国島でイワサキタテハモドキを採集 223
 渡辺明長 西表島でイワサキタテハモドキを採集 257・258