キミスジ

《学名》
 
Symbrenthia lilaea
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 石垣島、西表島、与那国島、小浜島
 日本初記録は西表島(村松 秀行,大富遊歩道2005年6月10日 1♀)
【参考文献】蝶研フィールド231
《成虫の生態・写真解説》
 
写成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂吸水。吸蜜植物(カッコウアザミ、センダングサ類、タイワンヒヨドリバナモドキ)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』結構遅い時間であった。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』
【天敵】印です。
『撮影メモ』アリ(未同定)。

♂(カッコウアザミの花で吸蜜)石垣島 2008年5月26日 ♂吸水 石垣島 2008年5月27日 ♀(センダングサ類の花で吸蜜)石垣島 2008年6月13日 ♀(タイワンヒヨドリバナモドキの花で吸蜜)西表島 2010年6月28日
 
交尾(左♂・右♀)西表島 2010年6月29日16時48分 ♂(センダングサの葉上で日光浴)石垣島 2008年5月27日 産卵したての卵をアリ(未同定)が持ち去る 石垣島 2008年6月12日  
《変異・異常型
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ。
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
 産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ
食草》
 アオカラムシ、アカソ、オオイワガネ、カラムシ。
《文献覚え書き》
【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
【2009年度発行文献より】
 食草;アカソ(月刊むし466)
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 村松 秀行 日本初記録 西表島におけるキミスジの記録 231
 本誌編集部 キミスジについて 231
 根来孝典 キミスジ採集記 243
 村松稔 与那国島のキミスジ♀ 247
 金子孝夫 2007年春から夏の八重山(キミスジなど迷蝶の記録) 255
 熊谷隆 石垣島におけるキミスジの記録 259・260
 水越雄二 与那国島のキミスジはどこから来たか? 259・260