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2014年7月24日
AKAI GX-F66R(BL)というオートリバースデッキ
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(メーカー名)AKAI(機種名)GX-F66R(ブラック)です。
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私の場合、ラジカセもそうですが、オートリバース機・そしてダブルデッキ機には ほとんど興味がありませんでした。素人なので今のように修理の為に解体してみる場合もメカ的に煩雑さがあるし、なにしろ音優先での こういう趣味なので、元々からオートリバースというものの機構に疑問もあったし。 でもなぜか?この機だけは オートリバース機でも興味がありました。ヘッドが回転してのテープ両面対応ではなくてヘッドがスライドしてのテープA面B面対応、それも(リニアモーション)という機構が長年経過した場合どうなのか・・・・・実際に 現物が入手できたので音がどうなのか聴いてみました。 とりあえず入手現状で外観的には程度が良く、特に清掃の必要も無しの品で、一応中を開けてみたが なんとかベルトもまだ使えそうです。それに再生【両面】・早送り・巻戻しもOKで、FWDのテープエンドからRWVへの瞬時切替再生もOK。 コレの売りであるカウンター系操作(プログラム・リピート等)は使用説明書も無いし、使い方がよく解らないし、現状ではなるべくカセットテープに負担を掛けたくないので、元から使おうとも思いませんのでスルーなんですが、一応色々と押してみました・・・ ですが 現状での早送り・巻戻しのテープエンド領域で回転がやや遅くなる感じもあるので、それが影響しているのか?直感上での操作をしてみても、思うような操作状況にはなりません。やはりその辺りは根本的に整備してある機じゃないと無理みたいですね。 肝心の音の方は、私が新品で昔に使ってたA&DになってからのGX-Z9100よりも 音が良いと言う方も居ますが、音が良いというよりも 音の厚み?というか押し出し感はGX-Z9100よりも強いようです。それと音の表現に繊細さが無いのではなく、後のGX-Z9100の音が繊細過ぎるように聞こえてしまうかもしれませんね。これはアカイ機を歴代使われた方には雰囲気が解るんではないでしょうか。 やはり昔のカセットデッキの場合、CDが世に出た頃に音の面では、少し流れは変わったのかもしれませんね。 で、もう一つ最初に感じたのは、再生した音でFWDの場合とREVの場合、なぜか?REVの再生の方の音が良いような感じがします。 しばらく使ってみると そう?大きな違いは無いようなですが、これは長年デッキの音を聴いてる者の直感的な最初のイメージなので・・・・聴く人によるのかもですが。 基本ヘッドは、A面再生とB面再生の切り替えがスライドするだけですから、回転型ヘッドのようなアジマスズレが?経年変化でズレて出る・・・・・・ようにも思えませんが、この辺は私にはよく解りません。 音の傾向としては、私の長年のオートリバース機への偏見というか(爆)そういうものはコノ機の場合は、食わず嫌いだった可能性が高かったようですね。 入手した実機が程度が良かったので、私も手が掛からず、気分よく聴けたかもですが。 フェイス面で このブラックは当時の他のメーカー機ブラックとは少し雰囲気が違いますが、操作系のボタンのイルミネーションの美しさもあり、夜間に浮かぶ姿はなかなか良いです。シルバーも実機を見たら良いんでしょうけど、私はこのブラックフェースの方が性にあってるようです。 ただ自分でメンテ(ゴムベルト交換)になると・・・・ワンウェイ機だけしか経験が無い私みたいな者には、オートリバース機がゆえのメカ横の基盤類の煩雑さもありキツイかもです。 メカとしての色気は 前に取得したAIWAのAD-F90Mとの2段重ねしてみると、ワンウェイ機とオートリバース機の最高クラスの競演で(笑)当時を知る者としての感慨は一層高まります。
Posted by m55qe at 11:07 | Comments (0) | TrackBack (0)
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