Moon Audio工房ArchiveW Zeusインプレッション
Zeus Ver.2 インプレッション 
Zeus original インプレッション 
…ヘッドシェルとリード線お世話になりました。Zeus取り付けDL-103で聴いてます。明るい、とか、暗いとかの次元では無いですね… 情感の表現力。。ストレスはゼロですね。ありがとうございました。オーディオに不満が無くなりました。最後はリード線で上がりですね…ウチのシステムがゼウス君を待ってたみたいです。最後にきたのが絶対神。。(笑) 素晴らしいセンスの作品ですね? 療養中ですが お酒飲みたくなりますね… 飲みはじめてますが。  (2013.09.28 名古屋市 MK様)

 あれから zeusの慣らしエージングを数日間 朝〜夕方迄 リスニングを兼ねて適当音量、小音量で続けていますが、気付いたのが小音量での再生表現力が凄いなぁ…と、感じてます。 まあ、日頃あまり小音量では聴かないので ここ数日間の慣らしの上の話ですが……。たとえばフェードアウトなどの時にボリュームを絞る際、高、中、低音のまとまりが最小Levelの目盛りでもしっかりと音楽バランスを保っており こんな小音量では聴かないにしても気持ちいい発見でした。。近日中にDL-103Dの針折れ修理が完了するので、昔の愛器とゼウス君との調和が楽しみでなりません。   (2013.10.02名古屋市 MK様)

 何時も困るのは良い音を言葉で表現する時です。着けてすぐのチョイ聞きでも少し賑やかであるが、これはと思わせる物が有ります。聞いてるうちに段々音が良くなるのを感じます。当初は6時間前後でエージングOKかと感じてたのですが、10時間以上、何日も聞いてると更にクリアで透明感のある音がバランス良く滑らかにキレも良く出てきます。明瞭で分解能も良く音に曖昧さが無いのに自然な再生音です、カートリッジの能力も有りますがリアルで生々しい空間の表現力が素晴らしいです。今までの製品より一段と高みに達した音質です。  (2014.01.05 北海道 AK様)

…余分な響きを抑えると、静けさの中から音楽だけが出てきます、ZEUSと暮れにいただいたリード線は色づけの無い、リード線とカートリッジの存在も忘れさせる音に成ってきました。何も足さない、何も引かない、静寂さの中でとにかく音楽を聞きなさいと言う感じでしょうか。Moon工房が言いたかったのはこの事だったのか、ひたすら音楽を聞きなさい、楽しみなさいと。
 レコードを聴いていて、そんな気持ちにさせられました。   (2014.01.08 北海道 AK様)

 ……(追加の)ZeusとグレースF-8L'10のエージングを数日間続け、今日のリスニングで思うような結果が得られました。。食べ物と同じで食べた人しか解らない様に、聴いた人しか解らないのですが…。この組み合わせの音はMM使用の中では今迄で最高になりました、恐らくはzeusとF-8L'10にIttockのアームのどちらが欠けていても駄目だと思いますが、今回の付け替えでMMに対する引っ掛かっていた不満が解消されました…。音の分離が抜群に良くなったのが先ず第一で此れは特筆モノです?? 高域においてはヒステリックな音が無く、中域~低域の重い軽快さ??のバランスが心地良いですね。とてもしっかり鳴ってはいるんですが余分な音が無く静かに燃え上がる感じですね。MC使用の方達にもお勧めです??

 jazzのリスニングが中心ですが激アツ系から甘い囁き系マデ、まとまった良い音楽として聴かせてくれます。ZeusとF-8L'10とIttockの試聴の感想になってしまいましたがどれが欠けてもこの音にならないと強く思いますので、結論としてZeusはエライ! (中略)購入から楽しいエージングでした。良い買い物でした、この鳴り方になるならZeusは高価でもなく高い買い物でもありませんよ(笑 商品紹介そのものの鳴り方しています。 ストレス無く聴ける贅沢を感謝致します。ありがとうございました。  (2014.01.22名古屋市 MK様)
 低域過多はなく、上から下までのびのびと出ています。実はShelter Model 9000は高域がきつく長年悩んでおりました。解像度、低音のパワー、どれも申し分ないのですが、高域がうるさく、長時間聞いていられませんでした。今回だめならオークションに出そうと考えていました。
 α型の接続はアンテナ効果があるということですが、おさまりがつかないのでα型でつないでおります。シールドするといいとのことで、物は試しとシールドしてみました。何ときつさがとれて、しかも音場が広がり、音の一つ一つが分離しているではありませんか。ヘッドフォンで聴くような良質な高音がそこにはあります。平面的に1カ所にかたまっていた音が、立体的にきれいに散っています。人によっては、音の勢いがそがれたと言うかもしれません。20年以上(悪く言えば)きつい音を、(よく言えば)パワーのある音を聴いてきて、レコードはそういう音だと思い込んできたのですから。

 ハイレゾの最高のフォーマットDSD5.6Mhzの音は、柔らかく、広がりのあるきもちのいい音なのです。それと同じ音なので、今回の音はより本物の音に近いと思います。今まで聞いていたレコードの音は、いかにとげとげしい音であったかとわかります。3年前に6N銀線をエミネントGLに、MortalはSherter Model 9000に使いました。エミネントで銀線の実力は十分承知しております。今回は迷わず銀線を選択しました。Model 9000は、お話ししたように音の質(低域の馬力はすごい)、解像度、ほぼ満点なのですが、音を張ったときどうしても高音がきつかったのです。これはZeus自体の問題ではなく、他にある、その時点で気づきシールドに至ったわけです。私はフォノの系統のケーブルには、2重3重のシールドを施しています。(中略)ですので、カートリッジのシールドは効果覿面だったのかもしれません。実は、懇意にしている販売店からShelte rのハーモニーを強く勧められていて、(中略)これは買うしかないな、と思ってはみたものの23万はね!もう1回やってだめなら仕方ない、オークションで手放し、ハーモニーを買おうと考えていた矢先でした。問題は解決したので23万の出費が抑えられました。ありがとうございました。(以下略)                                                 (2014.10.05.神奈川県 KT様)

 YAMAHA MC2000 with Zeus Ver,2試聴。'82年発売のYAMAHAのフラッグシップ機、MC-2000は、鳴らしにくい事では手持ちで最右翼のカートの1つ…(中略)…今回は、電子系の増幅系で再トライする。P3aのS字型アームパイプをPL- 70IIのそれに変更し、シェルは純正のHS-11を充ててZeus Ver,2をセットした。増幅系はC-37の100Ω受けで、ハイゲインとした。
…棘の無い明晰なプレゼンスは紛れも無く空芯系カートのそれだ。音像の集束度はMC-L1000のほうに分があるが、エアボリュームの豊かさと空間描写力は本機が勝る。とかく低域の力感に弱点を抱えがちになるところも超速の反応速度でカバーしていて不満はないが重さが無いのは事実。伸びは確保されてはいるが、腰高感は若干感じる。感覚的にロングアームを使っている感じがしないのは、おそらくカンチレバーの短さがあると思う。繊細さは最高度で、首筋をなぞるような質感は独壇場だと思う。(中略)
…確かにZeus Ver,2の超微細粒子を撒き散らす特徴がマッチして、三次元で部屋一杯に空間を形成出来る。かつて(オリジナルZeusで)感じていた不安定さも無い、絶対安定的な重心では無いが備えはある印象。そもそも基本的に軟調傾向かと思っていたが、優秀録音盤では驚くほど剥ぎ取るような厳しい音も出してきた。思う以上に能動的な音を出す事が出来るらしい。これは一筋縄ではいかないはずだ。個人的にはこの勝負系の音調は維持してみたい。全く予想していなかった過激さを隠し持つ。(中略)MC-L1000とサシで勝負できるだけの鮮烈さがある。(以下略)                                                  (2015.02.23 愛媛県 SK様)