Zeus 2LC インプレッション
4日間ソースを変えながら試聴を行いました。書き込みにあったようにハイスピード、音の粒だちの素晴らしさに驚きましたトランペットの音では、濁りやこもることなくどこまでも吹き抜ける爽快さ、フルオーケストラのフォルテシモでは指揮台で聴いているかのように、各パートが混ざることなくハッキリと聞き取れ今まで聴いた事がない聞こえ方、何を聴いても音の一粒一粒がクッキリ、力強く素晴らしさを実感することができました。ただ銀線の持つ宿命?なのか帯域バランスが高域寄りになって全体的に線が細くなってしまいました。しばらくはシステムのチユーニングという新たな課題を楽しみたいと思います。それほどこのリード線は素晴らしい!僅か数センチのケーブルでこれ程の音の変わりよう、オーディオの音世界は奥が深い?…フォノイコライザーの調子も良くLINNのLP-12専用として使用しております、今回のzeus別作使用にあたりLINN LP-12 アームITTOK2 zeus別作 ナガオカMP-500での試聴感想ですが、MM系の現行では最高の音質だと思います…。何も足さずひかないと云うMoonさんの言うとおりの音質だと思います。機材がドンピシャで相性抜群と思いますので自宅のプレイヤーはこれにて卒業。。

 音質については 何を言っても無駄な表現ですが上から下迄の繋がりが抜群で嫌味な表現が皆無ですね。(中略)相性も有るでしょうが我が家ではリード線 極まりました。。創作意欲維持でまた絶句級のリード線を楽しみにしてますので。。因みに店舗で音楽好きの仲間にzeusとグレースLevel II で聴かせたらオーディオ好きではないのですが涙流して泣きながら聴いてました…本当の話です!同じレコードでオーディオテクニカAT-DS3とテクニカのリード線と聴き比べで… (中略)いい音楽をいい音で涙流されると嬉しいものですね。。笑               (2015.04.07 名古屋市 MK様)

(前略)…友人のAさんとリード線Zeus 2LCの試聴しました、今も聞いてますが、これは半端でなく凄いリード線です、あまりにもスムーズ、自然、バランス、質感、奥行き、左右の広がり、全てにおいて完ぺきと思われます。カートリッジを交換したかフォノイコを交換した位の音の変化です、思わず言葉を失うか参りましたの世界です、いやぁ〜、おどろきました。使用したカートリッジはDL103改・武蔵野フォン黄金虫でFR64FXアーム、エルサウンドEMC-1フォノイコですが、これを空芯カートリッジにしたらもっと凄いことになるのではと思ってます。今のカートリッジは丸針ですが楕円かマイクロリッジ針に交換したくなりました。IKEDA MUSA−Uは一度針を飛ばしフリッツガイガー針に換装し直しましたが、このリード線でIKEDAに肉薄する再生音になりました。ただし丸針の限界がはっきり見えてしまいました、もうカートリッジの買い替えは出来ないし困ったもんです。(2015.11.10 北海道 AK様)

(前略)…昨夜仕事から帰宅後、早速修理から戻った手持ちのSPU クラシック GEに慎重にリード線を装着し聴かせて頂きました。一聴してまずS/N、解像度の高さに驚きました。 中低音も痩せること無くSPUの良さを保ちつつ、HiFi感が加味され今まで自宅で感じた事がない音が鳴っています。エージング前なのと針を修理したばかりですので、レンジと空間表現はこれからの感じですが、どう変わっていくのか本当に楽しみです。新たな音楽の感動をありがとうございます。 (2016.1.10 北海道 KS様)

(前略)…連絡が1日遅れたのは、音出し確認と、おろしたてよりは1日鳴らし込んだ方が少しでも音がほぐれるだろうと思ったからです。簡単に素直な感想を言いますと、最初はSPU classic GEに取り付けたのですが、いまいち表情が硬く低域も出ない。高域は少し無理推して出しているようで、さすがにおろしたてでは申し訳ないと思い翌日まで鳴らし込み、次はort ofon MC Jubileeに付け替え試聴。
 説明どうりスピード感が違う。他のカートリッジがややもったりした感じに聞こえる。高域はさすがに煌めいて華やか。でも決してうるさかったりきつさを感じることはない。中域は厚みは普通、積極的に前へでることはないが各楽器の分離は良い。低域はまだ新品なので、これからの鳴らし込みでもう少し出てくるだろうと思います。また音楽的な表現力もきちんと備わっていて、日本製カートリッジにありがちな無味無臭ではないところも良いです。音場感、楽器の位置関係もしっかりしています。本当に最後の製作分のみというのが残念です。これからも、気に入ったリード線があったら買いたいと思います。以下略 (2016.07.22 秋田県 NM様)

(前略)…4日間ソースを変えながら試聴を行いました。書き込みにあったようにハイスピード、音の粒だちの素晴らしさに驚きましたトランペットの音では、濁りやこもることなくどこまでも吹き抜ける爽快さ、フルオーケストラのフォルテシモでは指揮台で聴いているかのように、各パートが混ざることなくハッキリと聞き取れ今まで聴いた事がない聞こえ方、何を聴いても音の一粒一粒がクッキリ、力強く素晴らしさを実感することができました。ただ銀線の持つ宿命?なのか帯域バランスが高域寄りになって全体的に線が細くなってしまいました。しばらくはシステムのチユーニングという新たな課題を楽しみたいと思います。それほどこのリード線は素晴らしい!僅か数センチのケーブルでこれ程の音の変わりよう、オーディオの音世界は奥が深い?                  (2019.01.12 埼玉県 SS様)

Zeus 2LCZ impression
(前略)…試聴に使用したカートリッジはハイフォニックMC-A6、ヘッドシエルも同社の物で…(中略)試聴を開始。針を下した瞬間、見えてくる世界が大きく異なる。
〇全てが良く見える、中央だけでなく周囲もクリアーだ。例えると、汚れを感じなかったガラスを綺麗に拭き上げると、今まで汚れていた事に気づく。まさにその感覚だ。
〇奥まで良く見える。縦方向の情報量が拡大し、楽器の前後関係、位置関係が良くわかる。さらに、後方の音、小さな音が拾えるようになる。「アッ こんな音があったんだ」という発見だ。〇動きが見えてくる。アーテイストの手の動き、その手に握られたステックの動き、速さが伝わってくる。当然、アタック音も冴え、一音一音が明解でアタックの瞬間が際立つ。リアリティのアップだ。
〇低域方向は、エネルギー感をキープし、それでいて膨らむ感じは無い。つまり、ボンボンではなく、ウエイトが乗ったドンドン。ぼやけやすい輪郭が不要な贅肉を落とす感じで表現される、痩せる事もない、好ましい低域だ。〇高域方向は上品な輝きを生みだす。ガラスとダイヤモンドの輝きの違いと思えば分かりやすい。いわゆる、キンキンした刺激音ではなく、響きを豊かにし、表現力を高める方向だ。〇ボーカル(中域)は程よく密度を高める。定位置で声が出て、輪郭サイズも自然、言葉が明解になる。しかし、子音の強調感は前に出ない。
〇音場サイズには大きな変化は無い。〇エネルギーバランスが良い。ボーカルが不自然に浮き上がる事が無く、定位置と輪郭サイズがキープされる。ちなみに、エネルギーバランスが崩れると、ボーカルが高めに定位したり 輪郭サイズが大きくなったり、小さくなったりする。
このリード線さらに聴き込めば、より多くのメリットが見えてくるように思える。したがって、取り替える価値は十分にあると言えるだろう。今回リード線の試聴で色々な発見が出来、大いに楽しませていただいた。……(後略)    (2022.06.10 埼玉県川口市 I Y様)