〜昭島歴史探訪部会より〜
硫黄島 というとなにやら、戦争でたくさんの人が犠牲になった
悲しい場所 と引いてしまう人も多いと思います。
が 硫黄島での戦いは戦争を終わらせるのにとても大事な役割を
果たしたことは、今まであまり知らされていませんでした。
日本にとっては、この島を取られたらいよいよ本土でのすさまじい戦いが待っていてアメリカにとっては、一気に戦争終結に向けてたたみかける足がかりとなるはず。
普通に考え普通に戦えばすぐに落ちてしまう小さな島なのに、
とてつもないセンスと、すばらしい指導力で
アメリカ人をあっと言わせ、日本人恐るべしの印象を与えた軍人がいます。
今の若い人はほとんど知りませんし、戦争経験者でも、硫黄島の戦いでは名将がいたと知るだけで、名前は知らない人が多いのでしょう。
第二次世界大戦で、「アメリカをもっとも苦しめ、それゆえにアメリカからもっとも
恐れられた男」と評された日本人、栗林忠道中将(戦死後大将に叙された)その人です。
中央に座っているのが栗林です