Pianist Ryoko Fukasawa
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ベーゼンドルファー・コンクールが終わると
会場にいらしたP.B.Skodaさんが寄って来られて
「リッキー、特にバルトークが本当に素晴らしかった‼︎…」と
褒めて下さいました

数日後、その事を新聞へ執筆され
私は嬉しくて、今でもよく覚えております
会場は 楽友協会「ブラームス・ザール」
楽器は勿論、ベーゼンドルファーでした









アンコールには「鱒」の4楽章を演奏致しましたが
拍手が鳴り止まず ・・・>メッセージへ



2023527日 東京文化会館 
デビュー70周年記念深沢亮子ピアノリサイタル









1960年スイスにて
ウィーン八重奏団とヨーロッパツアー中のプログラム

ヒューブナー氏他、当時のウィーンフィルのメンバーで
コンマス揃いの八重奏団々






グレーテ・ヒンターホーファー教授
 国立ウィーン音楽大学教職30周年記念コンサート

1958年10月25日(土)開演:19時

会場:ムジークフェライン 大ホール 「黄金の間」
共演:N.Ö.トーンキューンストラ・オーケストラ

グレーテ・ヒンターホーファー教授のクラスから
選ばれた4名が演奏致しました

私もリストのコンチェルト・Nr.1を
持てるもの全てを出し切った演奏をし
それは光栄で嬉しい事でした

幼い頃より何かと応援してくれた音楽好きの親戚の叔父が
たまたま仕事でデュッセルドルフにおり
未だ学生だった私がムジークフェラインの大ホールで
コンチェルトを弾く事を知ると
仕事の予定を調整し
会社のお仲間4〜5人と駆けつけてくれて
皆様大変喜んで帰国された事も良き思い出です

「出演者について」
度々来日され皆様が良くご存知のアーティストです

マルコム・ビルソン氏
アメリカの大学で教授となり、古楽器奏者及研究者

ノーマン・シェットラー氏
母校(国立ウィーン音楽大学)の教授
ソロ活動やペーター・シュライヤー氏等の伴奏を務める

インゲ・マイヤーホーファー・ラングナー氏
ショパン国際ピアノコンクールで入賞

そしてこの時指揮をされたKARL・ÖSTERREICHER氏
時が流れ 私が結婚した事をお聞きになり
大きなバラの花束を贈って下さいました

これも とても嬉しい思い出です




















2022年6月25日
勝田台文化センター

恵藤久美子Vn  深沢亮子Pf
中村静香Va  安田謙一郎Vc




2022年4月30日
昭和女子大学創立100周年記念式典
人見記念講堂にて「ます」を演奏

黒木岩寿(Cb) 安達真理(Va)
瀬川祥子(Vn) 深沢亮子(Pf)
人見のり子(昭和女子大学元理事長)
笹沼樹(Vc)



仮屋崎省吾氏の展覧会へ行って参りました




1958年 ブリュッセル万国博覧会

オーストリーのグラスパビリオンで
国立ウィーン音楽大学で師事した
G.Hinterhofer先生の公開レッスン

先生の生徒で2人のアメリカ人と私が選ばれ参加しました
万国博覧会の為にオーストリーのベーゼンドルファー社が
作った朱色のグランドピアノを使用

2人のアメリカ人の生徒は
N.シェットラーさんで ミュンヘンのコンクール1位
後にP.シュライヤー氏他、著名な歌手の伴奏者として活躍

もう一人は、M.ビルソンさん。後に古楽器奏者として活躍

私たち3人は一緒に卒業試験も受けた




1960年11月11日 ウィーン デビュー1


1960年11月11日 ウィーン デビュー2


1960年11月11日 ウィーン デビュー3


1960年11月11日 ウィーン デビュー4

私のウィーン・デビュー・リサイタル
楽友協会「ブラームス・ザール」

G.ヒンターホーファー先生のお勧めにより開催致しました
12誌全てのオーストリアの新聞で絶賛頂きました
全ての批評が「良かった」と書く事はない!と
G.ヒンターホーファー先生は言われ
それはそれは喜んで下さいました

プログラムは下記の通りでした

Mozart:デュポールの主題による9つの変奏曲
Bartók:ソナタ
Bartók:3つのブルレスク
Schubert:即興曲 B-Dur f-moll Op.142
Chopin:プレリュード cis-moll Op.45
Chopin:スケルツオ cis-moll Op.39




1961年1月 ジュネーブ国際音楽コンクール
授賞式

ジュネーブのコンクールは、大学の廊下でR.ハウザー教授に
「リッキー、ジュネーブを受けたら?」と勧められ
最後にコンチェルトを弾く場合は
ご自分で作曲されたカデンツを弾いて欲しいと言われた
運良く入賞し、その時のオーケストラは
有名なスイス・ロマンド管弦楽団だった

当時このコンクールの一次予選は、幕が張られ
誰が中で弾いているのかわからない様にしてあった
二次予選からは有名な大きなホールで
大勢のお客様が入っていた

課題曲は沢山ある中から自由に選ぶのだが
私は下記の曲を演奏した

J. S.Bach:平均律クラヴィーア曲集第II巻よりNo.2
W.A..Mozart:ピアノ ソナタ ニ長調 K.576
F.Chopin:練習曲 No.9 変ト長調  Op.25 “蝶々”
C.Debussy:練習曲 No.1 ハ長調
R. Schumann:ソナタ ト長調  Op.22
M.Ravel:ソナチネ
W.A.Mozart:ピアノコンチェルト C-Dur K.467
☆カデンツはR.ハウザー教授が作曲された作品

コンクールでは、D.Lipattiのノクターン 嬰へ短調 作品6
“クララ・ハスキルに捧ぐ”もひくように事務局から言われ
楽譜が送られてきて私も練習して行ったが
どう言うわけか直前にとり止めとなった

ずっと眠っていたその譜面が2016年
私のレッスン室の楽譜棚からみつかった
この曲の事を思い出した私は、D.Lipattiの伝記を読んだ
そして翌年は彼の生誕100年と言う事もわかり
2017年5月17日(水)19時開演 浜離宮朝日ホールでの
リサイタルのプログラムに入れた

D.Lipattiと同じルーマニア出身の忘れがたいピアニスト
Clara・Haskilに捧げられた作品だった
ノクターンは3曲あるが、譜面が手に入らず
リサイタルではこの1曲のみを演奏した

ウィーン留学時代、Haskilのコンサートや
コンチェルトを度々聴く事ができて幸運だった

魂の芸術家とも云うべきその演奏から深い感銘を受け
今も尚、私の心に残っている




1961年11月5日 
N.Ö.トーンキューンストラオーケストラ定期コンサート 
メンデルスゾーンPfコンチェルトg-moll
20歳の頃

N.Ö.トーンキュンストラー管弦楽団の事務局から
定期演奏会のソリストに招かれ
ウィーン楽友協会「黄金の間」で
メンデルスゾーンのピアノコンチェルトNr.1を
メルツェンドルファー氏(ドイツ人)の指揮で演奏

当時は同じ会場の「黄金の間」で
必ず3回のコンサートが行われておりました
労働者の為、学生の為、一般の人の為

数日後にウィーン近郊の都市で、もう一度同じ曲目で
演奏する様に決められておりました
私はこの後も定期演奏会へ15回も招かれました

このオーケストラは数年前から佐渡裕さんが
シェフ・コンダクターをされている





1961年11月29日
楽友協会大ホール黄金の間
 NOトンキュンストラオーケストラ特別演奏会 
チャイコフスキーPfコンチェルト
 指揮Kエスタラライヒャー



ショプロン音楽ホール・ハンガリー



1962年春
NHKTVピアノのおけいこで連弾
自宅へ練習で伺った時
恩師 永井進先生と




1963年 Jorg Demus Paul Badra Skodaと

J.Demusさん、P.B. Skodaさんと東京でご一緒
ウィーンの三羽ガラスのお二人
もう一人の方はF.Guldaさんです
今はこの三人の素晴らしいアーティストは
残念乍らお亡くなりになりました
度々学生の頃、ウィーンでの各々の
コンサートを聴き感動いたしました

私が音大の学生だった頃の事ですが
ある時、J.Demusさんからシューベルトの
ピアノ五重奏曲〝鱒”の譜めくりを
「リッキー、譜めくりしてくれる」と、お頼まれされました
その楽譜に一音一音指使いが青色の万年筆で
書かれていたのには驚きました
私もそれを参考にさせて頂こうと思い
お願い致しましたら、直ぐに「いいよ!リッキー‼︎」
と言って下さり楽譜を拝借 大急ぎで譜面へ書き写し
J.Demusさんへお返ししたのでした
今でもその楽譜で、殆どそのままの指使いで演奏してます

P.B. Skodaさんからもサイン入りの御著者を頂きました
ある時、東京のオーストリア大使館でお会いしましたが
そこで私にモーツァルトの“デュポールのメヌエットによる
9つの変奏曲”を弾くようにと言われて弾きましたら
その時J.Demusさんもいらっしゃいまして
「リッキー‼︎、音楽的で素晴らしいモーツァルトだったよ‼︎」と
お二人が褒めて下さり「リッキーへご褒美だ‼︎」と
先程の御本を下さったのでした









1965年夏 ザルツブルグ
モーツァルトがオペラ「魔笛」を作曲した小屋の前で
当時のウィーンフィル・ヴィオラのトップ奏者
Strengご夫妻とお嬢さんとご一緒

Strengさんはウィーン八重奏団のメンバーでもあり
スイスやハンガリー 日本での演奏会で
シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」を
度々共演致しました



1966年4月
楽友協会ブラームスザール
リサイタル





1966年4月楽友協会「ブラームス・ザール」でのリサイタル

F. Schubert:ソナタ ト長調 Op.78 D894 “幻想”
J.Brahms:幻想曲 Op.116
R. Schumann:幻想曲 ハ長調 Op.17

幻想曲を集めた大きな長いプログラムでした

楽友協会「ブラームス・ザール」でのリサイタルはいつも満席
ステージの奥までと、2階の舞台上の奥は
私の姿が見えない場所ですが、それでも聴きたい!と
大勢の方々がご来聴下さいました




1992年6月
国際交流基金より音楽文化使節として
天満敦子氏とルーマニア他でリサイタル


2020年3月
ベヒシュタインジャパン 戸塚さんと







2019年12月
ベーゼンドルファージャパンにて


Ryoko Fukasawa Piano Recital Wien
コンサートレビュー「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN」
2018年6月

リハーサルの演奏






ウィーンで一番古いカフェハウスの1つ
 昔からカフェとして 営業してそのまま続いて
カフェとして残っているなかでは多分一番古いとか
モーツァルトもベートーヴェンもここで
演奏したそうです



シュタイヤー市にある 「シューベルトハウス」


薄いグリーンの「シューベルトハウス」は
「鱒」を作曲した家


上下2枚の写真は、ドイツ ミッテンバルト市の
ヴァイオリン製作ミュージアム






2003年12月2日 コトブキ D.I.センター
深沢亮子講演会20周年コンサート
共演ブリュッセル弦楽四重奏団




2003年11月29日 佐倉市民音楽ホール
共演ブリュッセル弦楽四重奏団

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