高雄(kaohsiung)滞在
高雄のヨットハーバー桟橋が5本設けられており、うち2本はデッキの張り替え中であった
 基隆出港前に紹介いただいた潘さん英語名Peter Panに入港前電話してあったのであいている桟橋に着けたところ台湾ビールを持って駆け付けてくれた、そして自分の所有艇であるヤマハ34を真ん中に移動するから私の艇を桟橋に着ければよいと手際よく作業をしてくれた、またこの艇は大阪で三年前購入して自分で回航してきたと言って居り程度のよい綺麗なヨットであった。

反対側にはタヤナ48が係留されており何を見てもヨーロッパ艇をはるかに超えると思われる綺麗な完成度の高いヨットである。
 マリーナは規模こそ小さいが大変便利のよい場所であり前には24時間営業のコンビニもあり水道陸電設備夜は朝までライトアップされていた、ピーターパンが管理人でまた高雄遊艇會の総理事で年は若いがASA国際インストラクターの資格をアメリカで取得船員養成遊艇販売船用品販売など手がけているようだ。「
 インターネット事情について聞いたところ、彼の事務所に無線ランルーターがあるのでと言ってパスワードを教えてもらった、自分のヨットからは100メートル以上あるのでつながらず事務所で利用させてもらうことにした。
 ヨットの係留も終わり朝釣れたカツをのたたきでビールを飲みひと寝入りして目が覚めた午後4時頃外で呼ぶ声が聞こえる出てみるとタヤナのロゴ入りウェーアーの男性現れた名刺にタヤナヨットのプロダクションマネージャーとあった、そしてこのマリーナで最も大型50フィートのオナーでもあると言っていた、彼はヨットの修理など困ったことはないかと言ってくれた、そして社長と電話を変わった、社長は日本語が話せるため、会社の見学を申し込み了解を得たそして明朝8時30分に迎えに来るとまで。
 12月7日午前8時過ぎ昨日の劉さんと社長が現れどこか修理するところがないか尋ねられた、私は今のところ大きな問題はない中古で買い10年乗っている大変いいヨットを作ってもらい有難うございます大変満足していますと述べた。
 劉さんの運転する車で会社に向かった、会社は高雄港から車で南に30分位の距離である、グーグルアースで調べていたが会社の所在地から海岸まで1キロくらいは離れているまたヨットを下せる大きな港はない、不思議に思っていた、社長に質問すると完成するとトラックで港に運ぶと答えた、道路を見れば工業団地の一角とはいえ電柱電線がない、道路照明灯も10メートルの高さがある、信号機も高い車線は3車線、政府がこのような施策をした、と答えてくれた。
 これなら幅8メートルのカタマランも運べる納得。 
右が邱社長左が劉さん
タヤナヨット社屋正面ゲート
邱社長は会社で家族に電話しなさいと言ってい家に繋いでくれたお言葉に甘えて使わせてもらうことにした
 今はやりの40数フィートクラスのカタマランも制作中
制作の主力はタヤナ48フィーで現在118号艇を制作中のこと。
 やはりアメリカでの評価が高いらしい、又型からから抜いたばかりのピカピカハルの新艇が4艇ほど並んでいた。
 タヤナの製品はどれもヨーロッパの製法と違い金属のバラストキールをボルトで吊り下げた構造ではなく一体構造である、私はこの工法に非常に信頼感を持っている、リーフに衝突、パンチングした時のことを考えると、ボルトで吊り下げたキールのヨットには乗りたくない。
 またキールの表面も船殻と同じゲルコート仕上げであり錆ることもなく綺麗である。
 私の興味があったのは新造船は元よりいまのっているタヤナ37のモールド(型)を見たかった、この艇はカナダやアメリカで絶大な人気があり今でも問い合わせが多くある但し木部を多く使うため手間がかかりコスト高になるので販売はあまり伸びない、しかし昨年590号の新艇を納めた、価格を聞くとヨーロッパの薄ペラな艇よりかなり買い得だと思った。
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