瀬戸大橋から福井新港
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 ヨットの回航ならそれほど給油に気を使うことがないが、パワーボートのガス欠は致命的だ、串本で給油次は伯方の予定、日曜日でJAのスタンドはおそらく休んでいるだろう、午前8時伯方に入港スタンドは休業隣の系列スーパーに掛け合ったが鍵がないと断られた、しかし1キロリットルの数値で係員を呼び出し1300リットル給油出来た、これで萩まで持つだろう。
 しまなみ海道の伯方大橋をクリアー大崎下島から上関あたりの海域はややこしい何度通っても迷いがち航路標識もはっきりしない、航路をはずれば暗岩もあり危険である、貨物船は的確にコースをとっているが途中出会うヨットは気ままなコースをとっている
私は人様の艇を預かっている以上失敗は許されない。
 写真のヨットは航路を航行 
 上関で島影でアンカーリング2時間仮眠をした後午4時出航下関までは60マイル、午後8時すっかり暗くなった関門海峡にたどり着いた、潮流はW7ノット、連れ潮だ、午後9時半下関漁港に舫いをとり顔見知りの食堂に駆け込んだ、
夜の関門橋
 天気予報を勘案し下関を夜明け前午前4時に出港日本海に出た山口県角島手前では懸念した通り追手の風が強くなりハンドリングが難しい、とにかく本州の陰に入り沿岸すれすれに航行すれば波もたたないことを予想進路をとった、萩港には午前8時入港コンビニで買い物そして給油を依頼した、ここでも800リッタ後は最後に鳥取あたりで給油と考えていた。
 
日本海の朝日
 10時30分萩を出港幸い風も波も穏やか、早めに次の給油をして夜間航行すれば明日の午後目的地まで到達出来るであろうと目論見それには大社で給油午後4時大社港に入港出来た、回航依頼者アシスタントのアレクサンダー到着するとすぐ上架するので燃料はぎりぎりで残量を少なくなるようにと依頼があった、1キロは入れたいところであったが800リッターに抑えた
それにしても燃料代はは70万円になったとぼやいていた。
萩港
 大社港午後5時30分出港後200マイル夜間眠たくなれば境港手前の七類あたりに入港して仮眠をと思っていたが島根半島地蔵崎をクリアーしたのは午後10時イカ釣り船がやたらと多い、岬を過ぎ航路を避けたところで船を流して仮眠をとることにしたアシスタントのアレクサンダーは日本の海技免許を持ち自前のボートも所有し日本海に乗り出しているがいかんせん目が良くない、したがって夜間航行は絶対しない、艇を流し仮眠を取る間寝るように勧めたが不安があるらしくワッチしていたようだ。
 燃料が心配だつたので経が岬寄りに進路をとったがどうにか持ちそうだと判断できたのでダイレクトに福井に向かい進路を取った宮崎の山々が見えるころにはアレクサンダーがハンドルを持ってくれた。
 予定通り午後1時10分福井新港に入港船積みで輸出のため直ちに上架、25トンをクレーンで吊るすのは不安である、Yutubeで落下したシーンがよく投稿されているからだ。
 作業は無事終了大きな船体は上屋横に鎮座し私の任務は終わった、この艇でウラジオストックに行かなくてよかった。
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