ヨット回航 ヤマハ31EX下田〜仙台290マイル
2014年9月30日〜10月3日
 横浜のヨットブローカーからヤマハ31EXを伊豆下田〜仙台松島まで回航依頼があった、これまで海から下田を訪れたことはなんどもあるが陸路は初めて新幹線熱海からスパービュー踊り子3号熱海駅で座席指定券がないと乗れないとアナウンスがある発車2分前ホームにいた駅員に詰め寄るしかし自販機でクレジットで買うより方法がないと冷たくあしらわれる、自販機のところに行くとことを知った女性の駅員がクレジットカードを出すと手際よく発券してくれどうにか電車に飛び乗った、それにしても名古屋の駅緑の窓口では座席指定券がないと乗れないと言ってくれればあわてなくてもよかったのにと腹立たしく思った。
 伊豆急下田に着いたら丁度昼最寄りの食堂で刺身定食ペリー艦隊銅像前桟橋に移動されていた船名Andanteにたどり着いた
 台風18号が通過したばかり下田に向かう車窓からうねって岩場に砕ける波が見えた、あくる9月30日朝5時30分出航した。
 下田を後に天気も良く風もそれほと強くはないがうねりが高い セールを上げたがパワーがない機走に頼る外はない、それを見込んで高い軽油100リットル積み込んだ。
 昼ころには伊豆大島に差しかかつた、向かい潮そして向かい風速度が上がらない4,5ノット我慢我慢
何度も訪れたことのある波浮の港野口雨情の♪磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃ帰る
波浮の港にゃ 夕焼け小焼け 明日の日和は ヤレホンニサ 凪るやら 
の詩を思い出し口ずさむ
 午後4時房総半島野島崎沖通過セイルを上げるも相変わらず向かい潮5ノットを超えられない
 勝浦あたりであろうかいつも日本海では海に沈む夕日を眺めるが今回は陸に沈む夕日
 10月1日夜が明けたが雨模様そして波も高くなったツーポンリーフそれでもオーバーセイルオートパイロットが苦しくなった銚子は目の前だが潮が悪くなかなか近づかないこのまま通過しても行けないことはないがティーラを持ちぱなしでは体力の消耗は著しい銚子の港に避難することにした。
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