スペインの人気艇ロナチカ25江の島から小樽祝津回航
2015.7/25〜7/31
 神奈川のY氏から25フィート艇ですが江の島から北海道まで回航できないかとオファーがあった。艇はスペインで建造されたロナチカ25、小さいが本格的なデザインでヘッドルーム2mカタログデーターを見ると並みの25フィートではなかった、船齢も10年未満とても綺麗な艇である。パワーボートの50フィート艇を何度も回航したがその度、25フィートのセイルボートの方がよっぽど楽だ、といつも感じていたので快く引き受けることにした。
江の島ヨットハーバーに舫うロナチカ25日本に1艇しかない
今年の春能登中島から御輿入れしたカスタム中山も健在静かに出番を待っていた
7月25日夜明けを待って午前5時江の島を後にした風はない機走で房総半島野島崎を目指す。13時には南の風が強くなる予報それまでに野島崎をかわさないと。
 備え付けのオートパイロットがあったが、使い物にならない、仕方なく持参したものに交換するが取り付け位置が逆、モーターにつながるケイブルを切りプラマイを逆に繋ぎ問題解決した。
小一時間ぐらい走ったころパールレースのゴールである江の島に向かう先頭艇が見えてきた、風がなく苦戦が読み取れる。
館山沖では複雑な潮流、逆巻く波を乗り越えて進む釣り船が多いケンケンを流すすぐ大きなシーラが釣れる、とりあえず美味しいとこだけ切り取り仕掛けを引き寄せ2メートル位流しておいたらそれでも70センチ大のハマチが飛びつくそのまま弱るのを待って引き揚げようとしていたら大きなサメが来てしかけごと引きちぎっていつた千葉や茨城のサメ騒動はほんとうだ。
 江の島マリーナでは十分に軽油を確保できなかった、リッター170円二本だけ買うことにしたため乏しくなったので塩釜で給油と思った、以前イカ釣り漁師であった壱岐の亀次氏に電話した、彼はいま福島の原発にかかわる仕事をしている彼曰く北茨木の大津港に入った方がいいと言ったのでそれに従った。
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