小名浜手前塩屋の岬
ここで明るくなったがあの福島原発沖を航行中の午前3時ころ進路10時方向に青色の閃光を点滅する船舶を認め0,5マイルぐらい距離があるのでそのまま進路保持通過しようとしたところ強力なサーチライトで照射される海保巡視船かと思いそのまま進行するが照射したまま並進する、眩しくてしょうがない30分ぐらい無視するが執拗に接近してくる、業を煮やし停船するとスピーカーで調査船がケーブルを5キロほの伸ばしているので明るい灯火の船に近づかないょうにと言ってきた、警戒船だったのだ、VHFがあれば良かったと思ったがしょうがない。

♪髪の乱れに手をやれば赤い蹴出しが風に舞う・・・・塩屋の岬通過
北茨木大津港に午前9:30入港軽油500リットル給油正午には出港した深夜の銚子沖は暗くて見えないが北東風で鹿島灘を渡った風銚子の利根川下流域で複雑な波を作り暗くて見えないが最悪の大波、その後しばらくはよかったが勝浦あたりも大波太平洋の波だ、夜明けには館山を通過夜が明けた
保田あたりだろうか館山あたりの大波もようやく治まった
9:30浦賀サニーマリーナーに到着
2オーバーナイト380マイルの航海だった
グランドバンクス36宮古〜浦賀380マイル
12月20日〜23日
新幹線で金沢〜盛岡そして高速バス宮古まで
リアスハーバー宮古クラブハウス
午後3時半陽は傾いていたが快晴東の空に月が輝いていた、夜間航行には最高
グランドバンクス36、1991年シンガポールで建造されたオールドボートであるが程度は上、エンジンはボルボMD41×2、巡航8ノット長距離航海の設計思想から生まれた名艇ではあるが速度はヨット並み、燃費は巡航で時間20リットル位か、燃料タンクも1,2キロリットルとか?
オーナーはこの艇を小樽で買い求め友人3名で回航20日を要してここまで来たが1日40〜50マイルでは何時目的地に着けるか分からない業を煮やして断念チームを解散、このリアスハーバーに預けて帰京したが年内に手元浦賀に置きたいとの事で私に依頼が来た、行程の半分にも至っていない。
 オーナーは同乗を申し出たが断った、足でまといになる事は必至、回航であるから命の保証は出来ない、一人で残航380マイル2日間で走り切ることになる。
燃料はほぼ満タンしかし途中で給油が必要、一先ず北茨木大津港まで走る事にした、天候は上々すぐにも出たいところだが艇の点検、Vベルト調整、オーパイの操作灯火など点検する事が沢山ある
それにこの湾出口に定置網や漁網が沢山設置されているので夜間航行は危険が伴う。
よあけを待って06:30出港した、太平洋本船航路サンフラワーが追越してゆく
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