ディル Dill シソ科 一年草 | |
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春になってローゼルのルビー色が消えてしまうと、 畑はディルの黄色い季節を迎えます。 パスタ屋さんのお庭からいただいた、 ほんのひとつまみのタネが年々こぼれダネで増殖をくり返し、 左の写真のような感じに…。 糸状の繊細な葉と、パラソルを広げたような黄色い小花。 同じセリ科の多年草、フェンネルと非常によく似ています。 フェンネルは「ウイキョウ」の名で島では馴染み深い薬草なので、 「ウイキョウ植えているねー」と声をかけられることもしばしば。 でも、香りは全然別物ですよね。 ディルの葉は、シーフード料理に大活躍。 香草焼き、マリネ、またオリーブオイルと塩を混ぜたディルソースなど。 とくにスモークサーモンに合いますよ。 |
ディルの葉は乾燥させるのが難しく、 香りも残らないようなので、 ドライ製品は葉ではなくタネを扱っています。 葉とはまた違った、甘くスパイシーな香り。 シーフード料理の風味付けや、カレーのスパイスにするほか、 パンやクッキーの生地に練りこんだり、 カボチャの季節には、 これを加えたコンフィチュールを作ったりしています。 ☆ティーのいれかた すり鉢などで軽くつぶしてからポットに入れ、 熱湯を注ぎます。 紅茶葉と一緒に鍋で煮て、 ミルクを加えてチャイ仕立てにするのもおすすめです。 |
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