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2013年6月4日
平成のラジカセ音探索 SONY CFS-686編
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(メーカー名)ソニー (機種名)CFS-686です。
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SONY CFS-686 通称XYZ(ジィーゼット)当時の私には 非常に新鮮なイメージで目に飛び込んできた奴です。定価は¥69,800でしたか・・・・・オーディオ機器が最優先だった私には ラジカセで この値段は手を出すモノでは無かった気がします。69,800円なら中堅の国産カセットデッキで3ヘッド機が買えたのでね。

 

さてオッサンになり、ラジカセ収集を開始してから最初のSONY製ステレオラジカセ取得と解体作業がCFS-V8であり その評価は以前書きました、次のSONY製で取得目標がコレでしたので、早速ジャンク機を取得・・・・・・・結果から言うと やはりコレは当時から人気があった機なので、ワンオーナー品は なかなか無いようで、全体的に ほぼ完ぺきな動作可能な1台を作るとなると3〜4台はジャンク機が必要だったかな・・・・と記憶してます。

 

そうやって基地に置くことになったCFS-686は2台、うち1台は外装も かなり美しい奴となりましてラジカセ友人さんの元へ行きました。残った1台も外装は写真のように全分解後 洗浄して組み上げて ご覧の通りで なかなかの状態、内容はジャンク機数台から厳選したので 私の腕では、これ以上は無理。

 

音の方ですが、もしコレにステレオワイド機構が付いていたら・・と思ったりします。通常のステレオ状態でしか聴かない方になら、素直に勧められる機であり、硬質なソニー音なれど 聴く音楽がクラシック等以外ならば 高音から中音にかけて綺麗ですし、良い感じで(唄う)機です。CFS-V8を まろやか(やや平凡気味?)と表現するなら CFS-686は くっきり(高音質感を上手く出す)とでも言えばよいですかね。他のメーカー機のように 本当なら もう少しパワーが欲しい・・・・と思うような部分も コレはさほど そういう風に思わせないのが、上手い所なのかもしれません。

 

ただ この良い感じを出せるCFS-686を現在手にしようとするには かなり根気よく数を集めないといけないのは覚悟した方が良いです。それだけ通常は【使い倒されている】機でもあります。

 

私の中で、もしSANYOのMR-9600や宮古オーディオ【現マランツ】CRS‐4800での ステレオワイド音での楽しみ方に巡り逢ってなかったら、CFS-686は、数あるアンティーク・ステレオラジカセの中で、ほとんどトップ級で扱ったと思います。メタル対応機ではないのですが メタルテープは必要なく、クロームテープで良いな・・と思わせるに十分な所も実力はあるようです。

 

外装は直線基調で、とことんメカ臭が漂う感じは オッサンの私には好感が持てますが、あまりにカチッ!とした姿は 好き嫌いがハッキリする所でもあるような。

 

最近は 結構高値で動いてる整備品のCFS-686も多いようです、もし?購入前に自分の耳で聴けるならば個体差の激しい機でもありますので、コレクションするにしても姿ではなく、音が最優先の方はぜひ、一度 現在の状態を聴いてから?考えた方が良いかもしれませんね、御自分で解体整備に挑戦される場合でも そうは難しい奴でもないので、数個ジャンク集めて・・・・・も 良いかと。

Posted by m55qe at 15:09 | Comments (0) | TrackBack (0)
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