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2013年12月24日
メタルテープこそ、46分、60分テープじゃないと・・・・・
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現在、昔のカセットテープ未開封品を開封し、使用してみて余計に感じる事は、カセットテープの推奨使用品として やはり90分テープは難しいように思います。
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数十年前、外殻をセラミックで覆われ、それまでは中身のテープが外殻の透明な部分からある程度は見える・・・・・だったのが、かなりの小窓しかなく、閉鎖的な感じだけど秘めた性能はかなり?と思わせるSONYのメタルマスターが出た時、きっと素晴らしいに違いない!と若かった私は勝手に決めて購入したのを覚えています。そのメタルマスターは90分テープでしたが、購入して当時持ってたカセットデッキに入れて、録音しようとしたら録音途中でテープが絡んでしまい・・・・(爆)以後、メタルマスターは、しばらく遠慮となりました。当時はテープ1本で、なるべく長い時間の録音をしたかったので、46分や60分テープはスルー気味で、高性能な90分テープの購入が主でした。 当時から言われたように、46〜60分テープよりも 90分テープは厚みが薄い為にデッキ側ヘッド廻りの清掃管理には より手間を掛ける事、そしてなるべくテープ途中の一定の部分だけの繰り返し再生等の使用法には勧めない・・・・でした。、より長い120分のテープになると悲惨な思いをした方々も多いのではないかと。 数年前オーディオ系の据置型ステレオカセットデッキA&DのGX-Z9100EVの使用時間極小の超美品(=青森県のオーディオ専門店)のを手に入れて、一応中身も開けてみて、誰も手を入れてない事を確認し、ヘッド廻りも弄られてないのを確認、このデッキのヘッドの耐久性は誰もが知る強靭さ、かつ清掃必要も無い程美しい状態のヘッドでしたが、私の方で専用液による丁寧なヘッド清掃、消磁もしてCDからの録音をしたのですが、未開封品のメタルマスター90分を使ってたら、数十年前の あの時の場景が再び!(爆)でした。 思い返すと、あの時もデッキはA&G GX-Z9100(無論、当時新品購入機)じゃなかったか?となり 今度は中古で購入ながらも、その時状態の良いSONY TC-K555ESJにて 今度は別のメタルマスター90分を開封して 再び録音を試すと、テープがどんどんヨジレテ行く(爆)。結局2本の未開封メタルマスター90分テープはお釈迦でした。 この私の経験が こういう物をお使いの場合全てにスグに経験される事とは言えませんが、どうやら当時もデッキ側(ハード)とテープ側(ソフト)の愛称は言われていたけど、テープがいくら未開封とは言え 経年劣化度を考えるとテープ側の問題も、より顕著なのかもしれませんね。 ただ同じ90分テープでも ハード側であるカセットデッキの走行系が高級メカだった【クローズドループデュアルキャプスタン】←左右2個のキャップスタンでテープ走行の安定を図る機構をもつ当時の高級据置型カセットデッキよりも シンプルな【シングルキャップスタン】のカセットデッキなら あれから時間が経過した今は テープをワカメにする確率は低くなると思います。(=無論ある程度整備されたヘッド廻り状態の機ですが) とまぁ〜、ソニーのメタルマスターには苦い経験があるのですが、あの当時もう一回チャレンジでメタルマスターを使用したのは60分テープでしたが それは今でも当時のテープは何の支障もなく動いて音楽が聴けます、よってやはり 今でも未開封品のテープを入手する時は46分、50分、52〜54分、60分までのテープ(メタルに限らず)しか購入しないようにしております。 なおメタルマスターの音ですが、私、昔からドルビー機構はオーディオ系ステレオカセットデッキであっても使用しない派なんですが、数年前に試しにCDデッキからドルビーC使用して録音レベルにも気を使い録音して、オーディオ装置で聴いてみましたが、それはもう!スンバらしい音で鳴りました。静寂の中から立ち上がる音の荘厳さには震えが来ます。 現在の私の装置が、昔よりも高性能なアンプやスピーカーを使用しているからでもありますが、オーディオの性能のトータルバランスが高い場合、昔の高性能カセットデッキと高性能カセットの知らなかった領域を私の場合、今になって思い知らされた・・・・・んでしょうけどね。 あ!忘れてた(爆)TDKのMA-XGですが これはMA-Rを少しコストダウンした物です。現代のコストダウンのレベルよりも性能的な部分においては(今ならばコストダウンの範囲にはならないだろう)ってな感じですかね。 正直音だけ聴けばMA-RとMA-XG・・・・聴き分けるのは音楽試聴の仙人様ぐらいしかできないんじゃないでしょうか(私は凡人なんで聞き分け不可能)、ただ未開封のパッケージ状態では やはり姿から放つオーラはMA-Rに数段の格があるような。
Posted by m55qe at 15:06 | Comments (0) | TrackBack (0)
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