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2014年2月3日
平成のラジカセ音探索 シャープ GF-308ST編
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(メーカー名)シャープ (機種名)GF-308STです。
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分解して点検してみた事のある方なら、シャープのラジカセで、他と一番違うのがカセット駆動の部分でしょうか。キャップスタン軸に直接装着してあるゴム部分(アイドラ部)が大抵ダメになっておりまして、それの除去も大変ですが、新たに装着するモノをどうするか・・・・色々と手当の方法は各々違うのかもしれませんね。 さて、音の面でも私はあまり当時のシャープ機は捕獲しようとは思いませんが、色々とラジカセに興味が出た時に、シャープ機はタマ数が他よりもあるし、又、現在安く手に入る機種もあります。ただ、とにかくデカくてハッタリが効いて他を寄せ付けない感があるGF-909,919,999や、スタイル的にまとまっているGF-303,305,505,508辺りになると、美品ならば それなりの御値段が付く傾向にあります。 そんな中、ステレオ型のシャープ機で、どうみても?音は、さほどでも無いのではないか・・・・とスルーされがちなコレGF-308ですが、私は今まで3機ほど取り扱いまして、ラジオはともかくカセット機構が元から生きてる奴はコノ写真の機だけでした。 そしてもう一台、ラジカセ好きな御仲間さんに手渡した1台は、整備してた時に音を聴いてみて(おや?)と思った奴でした。 無論シャープ機なので、その音の傾向は知ってる方々ならば(その通り)なんですが、その時だけは いつ壊れても良い普段使いの流し聴き用ラジカセとしてではなく一瞬、もう1ランク上としても良いのでは・・・と感じたのです。 ただ、それも感じただけで確かな根拠がある訳でもないんですがね。 普通ラジカセとして、それなりの音質な奴なら高音(TREBLE)低音(BASS)の音質調整ツマミが分離してる物が大勢を占めますが、GF-308は、低い〜高いを1個で調整する(音質)ツマミだけ、ゆえに音も聴かないまま(そういう程度なんだろう)と思ってしまいます。 音質追求型ではなく一般普及系、高級機からコスト削って系というランクなラジカセでも、昔あれだけ各社が競って出して製造数も今とは桁違いの機械ですから、中には そういう(ごく稀な希少性)的音質を生まれながらに持ってしまった幻の機があるのかも?しれません。 そんな馬鹿な・・・・・って音に出会った時、コレも又、昔のラジカセを数多く修理して聴いてみる趣味をやってる方にしか解らない醍醐味だったりします。 ある程度の元からの中身は必要でしょうけど、付いてる名前のGF-30○系統は、もしかしたらダテでは?無いのかもしれません。 多くの機種を持っておられるマニアさんのラジカセの中で、有名機種がズラリと並ぶ中、(え?なんでコレ?)って機を見つけたら、もしかしたら自分で手当てしたからこそ解った幻の音を持つ機なのかもしれませんよ。 ま・・・・・そういう方面に嵌ると家の中はラジカセ屋敷となるので(笑)御注意くださいませ。
Posted by m55qe at 17:28 | Comments (0) | TrackBack (0)
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