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(メーカー名)DIATONE(機種名)M-T05です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 基地のサブシステムとして、カセットデッキは可愛い小型機で鳴らすのも良いのでLo-D D-5Mをラック上で飾り気味に使っていたのですが、少し機嫌が悪くなりました。駆動系は修理しておりますが、どうやら基盤上の部品の問題のようで、それは気長に修理の宿題としておき、そろそろ次の可愛い奴を・・・と思っていたら 昔のミニコンポ系列でダイヤトーンのM-T05が、デッドストック(どうみても怪しい)という触れ込みで出てましたのでゲットしてみました。
届いてみると、デッドストックではなくピンチローラーにクッキリとテープ走行跡があります、そして案内通りに動きません(笑)まぁ〜色々と中を観るとデッドストック級なのも解りますが、とにかく使用時間は少ないようだし、どうせベルト交換もするし(爆)解体過程が頭の体操にも良いので・・・・しかし小型系のカセットデッキで こういう裸状態のテープの入れ方をして、それが絵になるような奴はダイヤトーンの(こいつの兄弟)くらいしかないようです。
幅が270oなので小型ではあるのですが、奥行も240oあるので小型機の姿としてはLo-D D-5Mの方が可愛らしさでは上です。ただこれらの機の次の時代のミニコンポ系列のカセットデッキ類は ほとんどがオートリバース機であり、又カセットテープを寝かせて設置するのは良いが、カセットテープ自体を躯体内に収めて駆動させて、カセットが元気で動いてる姿を見せない奴ばかりなので、オッサンとしては?やはりカセット姿を見て楽しみたいのです。
そうなると小型なれども中身もあり、なおかつ姿に存在感があるのは、D-5Mと今回紹介するM-T05くらいでしょうか。なおこの小型機類には兄弟機がありますが、アナログメーターがノスタルジックに欠かせないオッサンとしては、このチョイスなんですがね。
早速ベルト交換して・・・・・立派に動きます、そして変な雑音もありませんので数日使ってみました・・・・すると雑音がブチブチとオナラをします(爆)、そして片チャンネルの音が出なくなりました、試聴した感想は音としてはD-5Mの方が上でしたけど、M-T05も負けてはおりませんし、それに何と言ってもカセット丸裸状態での動作姿はアンティークとして素晴らしくて気に入ってます。
と言う訳で 次にどこからどうみても(爆)ジャンク以外の何物でもないM-T05をオークションで取得しました。(キッチリと動きません!)と謳った品は 案外中身はなんとかなるという経験が当たりまして(笑)解体の具合も十分に解っているので半日で組上げまして・・・・・無事に鳴るようになりました。
そして本日ラジカセ仲間さんが基地に来られて、コレの動作具合を見て私も色々と説明し(コレ要る?)と訊ねると(要る!)と言われたので早速売る事になりました(爆)。やはり美しかったり、可愛かったりすると早々と嫁に行きますね(笑)。
今回のダイヤトーンM-T05、小型カセットデッキとして持つ雰囲気は他にない匂いがあり、また気軽なサブシステム機として使って音の面で価値はあると思います。現代の音響機器で小型な奴が多くを占める中、カセットデッキも小型でまとめたい時にコイツは標的になるんじゃないでしょうか。
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