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(メーカー名)AIWA(機種名)AD-F90Mです。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 個人的に昔のブラックフェイスカセットデッキで一番の好みはこのデッキです。アイワのAD-F90M 作動中に左右のアナログメーターの中でダブルニードルが踊る姿は 昔のメカ好き男には何とも言えない感じがします。
同じくブラックフェイス人気で当時の薄型となると SONY TC-K777ESとかES-Uが候補になり実際使ってある方々も多いですが、私の場合シルバーフェイスで好みはSONY TC-K777を使用していて、なぜか?ブラックフェイスの777ES 777ES-Uには手が伸びないです。
それとこのAD-F90Mが 今となっては良いのは、ダブルキャップスタン系の駆動方式ではない所かも、つまりシングルキャップスタンなのです。テープ走行の基本的な安定性から言えば当然ダブルキャップスタン駆動なんですが、私みたいな素人系で設備も簡易なモノしかないとなると、ダブルキャップスタン系を当時の精度まで持って行くのは相当に困難です。
ゆえに基地に装備して録音も可能なデッキ類は 相応の場所で整備された機を手に入れて、極力あとの名機類の使用はテープ再生だけに特化しております。
さて音の方ですが、このAD-F90Mはしっかりと録音も無事にできる機で整備されておりましたので良かったですし、音の方もシングルキャップスタン駆動だから?不安があるという事もなく しっかりと高音質にて鳴らせました。
写真のように下にYAMAHAのFM専用チューナー(当時の名機)と重ねてみましたが、当時は夢の競演でした(笑)、オッサンになりやっと夢が叶った所です。ただもう今はFMエアチェックはしないから お飾り的にはなりますが 双方の機共、まだまだあの頃の高級感はしっかりと纏いながら音は出ております。
メタルテープ(90分テープ ドルビーオフ録音済み)で再生してみましたが、SONY TC-K777とはまた一つ違う、音のアプローチがあります。各社それぞれ高音質の捉え方が違うのは数十年経った今でも音に出るようです。
個性のある音・・・・・今ではなかなか味わえない事なのかもしれませんね。
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