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2014年9月28日
超穴場機 AIWA TPR-810U(2台目修理完了)
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(メーカー名)アイワ (機種名)TPR-810U【今回で基地用2台目】です。
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以前、私物として修理したAIWA製アンティーク・ステレオラジカセTPR-810Uですが、今回またジャンク機をゲットできましたので修理してみました。 基地に来た状態では、超!埃まみれで、上部ツマミに1個欠品あり、ラジオチューニングダイヤルは動いてもチューニング自体不可能、無論テープは不動。通電は一応可能。そんな感じでした。 経験では今までコレ=3台ほど扱ってるので解体は馴れたもので、一部あれ?と思い出せない部分もありましたが、やってる内に思いだして無事に解体終了。 そして無事に組み上げて動作してみますとラジオはFMもステレオで受信可能、AMもちろん受信可能。この年代のラジカセのラジオの音は味があるので、一度手元に置くと、なかなか手放せない機となります。 テープメカの方は、全部のゴムベルトがイカレテましたので、3本交換してアイドラ部はまだまだ使える状態なので清掃、しばらくメカだけの状態で動作試験しましたが、さすがにAIWA製(笑)動作すればキッチリ仕事してますし、不安もない感じ。 さらに付いてた事は、前面の液晶表示の時計・タイマー類も綺麗に表示可能でした。 今回、かなりの埃と汚れ状態での発掘だったので、外殻に関しては とことん解体し、洗浄しましたが(後部カバーだけは御風呂洗いではなく、雑巾での清掃〜磨きまで)、以前はココまでしなかったので解りませんでしたが、かなり丁寧に作り込んである事が、スピーカー周りの組上げで解ります。同じ前面〜側面4ウェイスピーカーラジカセのSONY CF-3800よりも、解体した人にはTPR-810Uの方が外殻面で金が掛かってそうな事が理解できます。 前回の私用機のTPR-810Uよりも 今回の機の場合、ステレオワイド音にした音が、少し 奥に引っ込み気味かな・・・という感じですが、通常ステレオ音だけでも この機の実力は相当な事が解ります。音が元気で繊細な面もある事は変わりないようです。 ラジオをステレオ状態で聴いてると たまに左CHの音が出なくなる症状がありますが、一部接触不良みたいで、これはしばらく使ってみないとどうなるか解りませんが モノラルにすれば左右スピーカーからの音はキッチリ出てます。 カセット試聴の場合には そういう片CHの音が出ない!って症状はありませんので、無事に使えそうです。 久しぶりに(本音はあまり解体したくない)AIWA機修理ですが、今回は 多分部品取りが関の山だな・・・・だった物が復活できましたので良かったです。 とかく前面左右2個、側面左右2個の4ウェイ・スピーカー機ステレオ・ラジカセでは、SONY CF-3800人気が高いですが、これは一度聴いた方が良いラジカセです、姿的に好みが分かれる機ですが、音を聴いたらクロームテープでもかなりの実力がだせる機である事が解りまして、ラジカセ音の温故知新には もってこいの穴場機です。
Posted by m55qe at 15:42 | Comments (0) | TrackBack (0)
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