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(メーカー名)アイワ (機種名)TPR-150です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 今回のモノラル機はラジカセ友人さんからの依頼品、実はコノ機を以前取得されて基地に搬入後、解体して修理して・・・・しかし音量だけがMAXにしても、やや大きいかな?程度にしかならずに終わっておりまして、もう1機を取得されて再度、基地にて修理し今度は無事に音量もMAXにしたら壊れるかも(爆)というくらい元気が良い奴として修理を終えました。
私的に大型ではない手軽なサイズで、モノラル機で好みの音となるとPIONEER RK-888辺りですが、AIWAのモノラル機は音の面で明るさ?とでもいうのか、出てくる音に元気良さを感じる事があったんですが、これは格が一つ違うように思えます。
以前私がスタイル面で取得したAIWA TPR-210というラジカセ初期時代のシングルスピーカー機の音が予想よりも良くて、聴きやすくもありラジオ聞き流し用で、たまに聴いておりますが、それよりも明らかに上でした。
ラウドネススイッチをオンにしたら重量感が増す感じがAIWA機らしいというか?ただ音圧が増すというよりも、音の輪郭がアップして、ラジオの聴き流しもオン状態で使いっぱなし状態かもしれませんね、多分FMラジオから流れる音楽部分を楽しむ場合、モノラル機でコレを使うのなら他は要らないと?思われる方も多いかも。
カセットの音もモノラル機としては、クロームテープで録音した物を聴くと、より一層実力を出すのですが、私的にはモノラル機でカセット音にも華やかさがあるPIONEER RK-888を選ぶと思います。
大型モノラル機で音の良いSONY CF-1990の音(SONYらしい硬い音)みたいな感じを好きだけど、もっと手軽なサイズで良い音の奴を御探しなら一聴されると良いと思います。
解体修理の面で 以前も言いましたがAIWA機は私的に、他の機よりも腹を据えないと(笑)できないイメージがありますが、モノラル機でもコノ辺りの機種になると、実際面倒な部類であるのは確かです。
ゴムベルトの交換だけでもカセットのカウンター計を動かすのに2本使用しないといけませんし、裏蓋はずしてカセットメカを取り出すまでにも、メインベルトだけ交換なら良いですがカセットメカ自体を取り出そうとすると別になってるラジオ基盤も外さないと難しいです。
そしてメカの面でカセットテープ駆動には、以前シャープ機で経験したのですが、キャップスタン軸に短いゴムチューブ?みたいな物が付けてあり、それが朽ちてベタベタになってて、そこを取り出してゴムチューブの代替品を付けないと、メインベルトだけ交換しても動きません、そのキャップスタン軸のゴムチューブ?部がカセット再生の際に、アイドラーを動かしてテープを巻き取るリールが動くのですが、それらを動かすようにする為にはキャップスタン軸が付くフライホイールを抜かないといけませんし、なによりその作業が他のテープメカ機構よりも面倒なのです。本来ならそのゴムチューブの代替品も、もっとしっかりした医療用の極小径シリコンチューブ?のような物を使いたいのですが、なにせ1機修理で使う長さが5ミリ程度ですから(爆)1メートル単位でそれを買うのも余程多数の同じメカを修理するなら解りますが・・・・・
ラジカセ修理を私のように素人で、モノラル機だから?そう難しくはないだろうと思い、コレらのようなメカを持つ機(他の面でもAIWA機は面倒な確率高いですが)を最初にやると途中で嫌になる(笑)可能性は高いです。
しかし、それらを乗り越えてコレが出す音を聴けば、より達成感は味わえますが。
それにしてもコノ機はオークションでも値が高騰します(他のモノラル機ジャンク品価格との比較ですが)が、実機を扱ってみて、又音を聴いてみたら解るような気がしますね。
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