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(メーカー名)SANYO (機種名)MR-X5です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more いつもココを御覧のコアな皆様には大変感謝しております、素人のアンティークラジカセ修理と再生音の感想で至らない面も多々ありますが、本年もよろしくお願い致します。以前ラジカセ仲間さんのMR-X5【ほぼデッドストック状態機】を扱った事がありまして記事も書きました。私的にも1台デッドストック級なら欲しいな、と思って数年経ちましたが昨年オークションで(デッドストック)を謳ったMR-X5を見つけたので落としてみました。外装的には、ほんの少し前面左上部に数センチの薄い擦り傷がありますが、他は十分にデッドストック級、中身も開けてどこかを扱われてもいないようです。基地に来た状態で通電して状態をみたら、ラジオはFMのステレオ受信状態に少し不安があるのと、カセット面はベルトが切れてるとかじゃなく、モーター音自体がまったくしませんので当然動きません。開腹してみて、色々とやってみましたがやはりモーターは動きませんで、モーター自体の裏蓋あけて回路の一部を弄ると動き出しましたが、早さが異常に速いままで、このままカセットメカに組み込んでもカセットは早口でしか再生しません。音はキッチリ綺麗に出てるので、次に同じ機種のジャンク機を取得するまで置いておきました。昨年の終わり頃に、このMR-X5のOEM製品であるブラザーOT-448のジャンク機が出品されたので取得、モーターを取り出してMR-X5に移植して無事にカセットメカを通常に戻す事ができました。それから年末にかけて基地で鳴らしていましたが、FMラジオのステレオ復調部分もだいぶ安定してきました。やはり長年眠っているデッドストック機は現代で使用目的の為に開腹して手当して早急に元の状態に戻したくなりますが、私のように素人で完全に回路等の理論や使用電子部品の内容を把握できない人間の場合、メカ可動部のベルト交換等はすぐにしても、他に機を動かして若干難がある時には時間を置いて通電しながら状態回復を待つのも1つの手かもしれませんね。音の方は以前も書いたように、大型機の中では今でも確かで十分に納得できる物で、長く聴いていても聴き疲れがないです。柔らかい音・・・というより我等50代には、あの頃の音楽をこれで聴いた場合の懐かしさとカセット音の良さを再認識させる事が可能な機だろうと思います。この機の良さはアンティーク・ラジカセの音を現代になり、また追求したい方には聴いてもらえれば解って頂けるかと思います。
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