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(メーカー名)YAMAHA (機種名)KX-10です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 私としては、あまり手を出す系統のデッキではありませんでした。なにせカセット自体が動いてるのがみえないというのは、昔よくミニコンポ系であったんですが、私はどうしてもカセット姿を観たい派なので。しかし店でジャンクで出されていたのをみて、たまには?こういうのも・・・と思い取得して早速解体しました。いわゆるカセットを入れる(カセット横引入れ)トレーを開けたり、閉じたりを受け持つゴムベルトの交換で?なんとかなるかも・・・・・はハズレ。ベルトは健在で滑ってるようでもなく・・・・・と思い、よくよく診て観ると、トレーの出し入れを受け持つ部分の小さなプラスチック製の歯車1個が定位置よりも上に少しズレているので、出し入れ機構が動いてないだけという事が判明。よって歯車を少し押し込んで、組上げて動かすと立派に動きます。(あら!結構ラッキーだったかも)と思いましたが、翌日にパワーオンして聴いてみようとすると、またトレーが出てこない。もう一回解体して同じ部分を診て観ると、やはり歯車が定位置よりも上にズレてる・・・しばらく考えていたが、その歯車を取り出してみると、歯車部分をセンターにして左右の形状が違うようです。(あっ!)と思って歯車を今までと反対にして押し込んでみたら、なんかピッタシな感じです・・・・(というか?誰かこの部分を扱ったんですかね?)。結果、その後はトレーの出し入れには 今までのような不都合はなく。
で、肝心の音の方ですが、これが(非常に綺麗に音楽を奏でる)というか、使い過ぎて多少高音が目減りしたかも?というような昔のカセットなどで聴いてみると、コノ機独特のPLAY TRIM(プレイトリム)つまみを動かすと補正してくれるので、使い方によっては一般の昔のカセットデッキの有名機種よりも重宝します。別にオーディオやってれば、アンプに高音調整(TREBLE)つまみがあれば?そっちで調整すれば済む事じゃん?と言われそうですけど、アンプ類にそういうのが無い物を使ってる(回路=ストレート意識機)方には非常に有効ですね。
それと基本性能はキッチリしてるようで、カセット再生に特化すれば、まだまだかなり使えるだろうと思います。どうしても昔を知ってると、昔の高級機を憧れと共に所有してみたくなるのですが、現代でカセットの音を綺麗に聴きたいのが優先でコストも掛けたくないのであれば?コノ機は一度聴いてみる価値はあります。
形状として、トレー型の部分でカセットが見えない事がカッコよさとして?提案されたんでしょうけど、ミニコンポ系ながらカセットを横に入れる形状の為に寸法的に奥行が深くなるのもあるので、正面から観た場合よりも現実に部屋に設置してみると、その奥行のおかげで(案外デカイかな・・)という感想は出るかも。
私の場合、オートリバース機よりも単純な従来の機構の機が、経年使用には良いと思うので、ミニコンポ系カセットデッキの多くがオートリバース機構を選んである中、KX-10は音の面でも安心感はあるかもです。
良い音ですよね・・・とラジカセ仲間さんと一緒に聴いた結果、KX-10は現在ラジカセ仲間さんの元に行きました。
結論として、究極までを求めず、今カセットを良い音で聴きたい方向けのようです。
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Posted by: 欽太 at 2017/06/10 4:25:40