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2017年8月12日
平成のラジカセ音探索 SONY CFS-F10編(その2)
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ソニー (機種名)CFS-F10、その2です。
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前回の外装の素晴らしい状態であるCFS-F10(ホワイト)に続き、数台のCFS-F10を取得してみました。数台の内容を分解してみた結果ですが、カセットをこの機に装着する場合、取得中古機において、かなりの確率でカセットリッドの下側にある本体側の支えになる小さなプラスチック製爪が破損しております。ですからなんとかカセットを装着可能でもリッドをオープンしたら不安定であるとか、リッドを閉める時・閉めた時に正面向かって右側が少し本体から前に浮いてるような感じの機が多いようです。構造上この部分はコノ機の分解経験があると、分解清掃時になるべくなら?手を付けないで軽く清掃ぐらいで先に進んだ方が良いと思われる方も多いのではないでしょうか。 数台の分解経験の結果、前回カセット駆動部分でスルーしてた部分も解明ができて、カセット駆動も可能になり、カセット音も聴く事ができました。コノ機のカセット駆動部分で前回紹介したような不具合がある場合で、ゴムベルトを交換できて正常に動くはずなのに?なぜか再生駆動はヘッドが上下運動して安定再生ができないとかは、時間掛けて調整してみると安定動作を回復できるようです。私も素人修理なので正確な原因は解らないのですが、長く使われてない事による部分的固着があるようです。 さて外装面でホントは?素晴らしい状態のブルーが欲しい所ですが、先日オークションで出ていたデッドストック機のブルーは金額的に手を出せない所まで上がってしまい残念ですが逃しました。写真のブルー機は前回の外装の素晴らしいホワイト機よりも少し落ちますが、それでもカセットも無事に動かせましたし、保存機としては良い方かと思います。 肝心のカセット音ですが、前回FMラジオ試聴時に誉めたような所まで、いけるかというと?少し残念かもと思います。無事に回復できた前回の状態の良いホワイト機でカセットを聴いても、ある程度音を上げて聴ける環境ならば良い所まで出てると思いますが、コノ機はやはり前回にも言ったように ソニーらしくない?面が音に出るようです。 FMラジオを試聴時に感じた、ソニーの硬い音ではない上品なまろやかさを、カセット面で得られる機は よほど状態の良いデッドストック級のモノで、カセットの録音についてもグレードの高いカセットデッキで仕上げた物を使わないと音に反映されにくいかもしれませんね。 美しい外装のブルー機、それもデッドストック機を逃したのが非常に悔やまれます。奥行きの薄い系統の小型横長ステレオ機で、音の面でデッドストック機に価値がある機ならコレは、特に我ら世代には1つ抜けてると思います。いつかぜひ!と思う日々です。
Posted by m55qe at 20:22 | Comments (0) | TrackBack (0)
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