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2017年8月13日
平成のラジカセ音探索 マランツ CRS-52編
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(メーカー名)マランツ (機種名)CRS-52です。
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私のアンティークラジカセで収集するモノは98%がシングルカセットのラジカセです、正面から見てカセットリッドが2つ並んだWカセット機は姿的に、いまいち私の中で興味を引く事がなく、音の面でも探ってみた事がほとんどないのが実情。その中にあって、名前として(マランツ=宮古オーディオ)という部分で以前、表面と側面のWカセット機であるCRS-4800が良い意味でショックだった事で、ラジカセ収集面の視野が拡がったのも事実でした。そしてある時、オークションでチラッと見えたのがコレです。本来なら姿的にスルーするWカセット機ですが、なぜか?私のアンテナに引っかかりました。そして結果的に競合し、それなりの御値段となりまして取得となり、音を聴く事になりました。 FMラジオを受信してみてビックリ。なんと落ち着きがありながら、ストレートにイイ音なんだろう・・・良い意味での【まろやかさ】というなら前回のソニーCFS-F10で、十分に味わえたと思いましたが、コレを聴いたら(上には上があるもんだ)というか やはりマランツ機は面白い!という感想です。 Wカセット機なので左右両スピーカーの距離があり、ステレオ感はワイドステレオ機構が無くても良いと思えるステレオ音、無論コレにはワイドステレオ機構は付いてないのです、それに音質ツマミについてもTREBLE,BASSの分割した調整ではなく、1つのツマミでTONEとしてHIGH〜LOWの調整だけ、特に他でもカセットシングル機の音の良い機達のようなアピール面は外装面で無いのですが、どうしてこうも聴く側に訴えてくる部分があるのやら。 また最初から不動気味だったカセット機構も分解してゴムベルトの交換までしましたがコノ機、やはりWカセットなので機構的に素人修理としては、ちと面倒です。本気でWカセット両方とも正常に動かそうとするなら ラジオのチューナー機構面も本気で本体から外す必要がでてくるし・・・ですから私の場合、コノ機の正面からみて左側のカセットだけを可動にして終わっております。(正面向かって右側のカセットはPLAY専用です)。 カセットの音も これまたストレートな感じ、どこかしら質感あるようにも感じますが、それが感じられるには?高音質で録音されたカセットテープを使わないとダメなようです。要するにコノ機は正直な性格というか、素質の悪いソフトで使う機ではないのかも。 音の面で変な色付けがないという点で、評価できる方には良い素材のようですね。話は元に戻りますが、なぜ?コノCRS-52、オークションで競った状態で それなりの値段まで行く事になったのか・・・・機自体の珍しさがあったのかも?しれませんが、競った御相手の皆さんがコノ機の音を聴いて音の面を御存じだったからかも。 出品された人もコノ機の音の面を評価されてましたが、それは一般的な単に売らんが為の記述ではなく、正直な評価だったのも音を聴いて解ったような。 久しぶりに自分として、未知の良い素材と出会う事になりました。横長小型系ステレオラジカセをお好きな方なら一度聴いて損は無い機だと思います。
Posted by m55qe at 20:17 | Comments (0) | TrackBack (0)
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