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2017年9月5日
ダイヤトーンDS-500(スピーカー)の事で秘密基地のココだけの話
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今回基地で鳴らしてみたDS-500です。
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写真としてもう一枚、現在基地のメインシステムで鳴らしてるメインスピーカーのaudio pro Avanti A.10も出してますが、その理由は後ほど書きます。 DIATONE DS-500ですが、数年前に近所のハードオフで中古で表面状態が非常に良い物を捕獲していて、当時一度基地のメインシステム(AMP=LUXMAN L-550AU、CDP=PIONEER PD-D9)に繋いで聴いてみたところ、やはり巷で言われる中古ダイヤ―トンスピーカーの経年部分でどうしても起こるエッジの硬化が顕著であり、やはりエッジを柔らかくしないとダメだな・・という事で、寝室のサブシステムスピーカーとして目覚め音楽用にしてました。 自分でエッジを柔らかくして・・・・も検討したんですが、いつもオークションで観てた北海道の某チューンアップ・プロ工房さんが出品されているエッジ対策も万全でチューンアップ面もされてるDS-500を今回取得しましたので現状を書いてみます。(取得値段は送料別、税込みで¥37,584でした)。 オークションで落して基地に実機が来ました、中古の程度にも色々とありますが、外装面については私がハードオフで捕獲した物よりも状態は良くはありません、正面・裏面部は良いとして、側面数か所のあて傷・天板部の傷状態は人によっては許容できないレベルでしょう。でもそれは購入先のプロ工房さんの問題ではなく、元の所有者の普段の扱い問題です。それに今回は音の面で本来のDS-500がどんな音を出すのか?そこがメインテーマでした、外装面で問題があれば先に捕獲してたDS-500の外装と入れ替えれば良いし(笑)。 ではチューンアップされたDS-500をメインシステムに繋いで聴いてみます。確かにエッジ硬化してる機とは段違いで表現力はアップしており、世にいうダイヤ―トンの音傾向はハッキリしてます、18センチウーファーも小型系スピーカー類にあって迫力はあり、低音も出てるし、密閉型ブックシェルフ機の実力はなかなかのモノでした。 しばらくコレで聴いてましたが、私のシステムとの馴れ具合も進み、コレはコレで美音だと思いましたが、私の基地の場合【木造農家納屋・従来木造工法2階(15畳)防音設備無し・田舎なので結構な大音量で鳴らしても苦情は出ないという条件】では、アンプのボリュームを時計で言うと10時位置〜11時位置で聴けるのです。ですからいつものようにボリュームを10時位置まで上げるのです、それでもDS-500の音がビビる事もないのですが、ふと、いつもより少し低い9時位置で長く聴いてみたら、それが非常にマッチする感じですね。 どうもこの密閉型ブックシェルフ機は、昔言われたように部屋の大きな本棚の中、その一部にDS-500を入れて、本棚の書籍表面を音響に一役かわせて、大音量ではなくBGM的なイメージで使うのが良いのだろうと思いました。 つまりこのDS-500の場合、元からガンガン音を出せる方が 現在ご使用のスピーカーの交換候補としてみた時、思ってるほどの劇的な変化を期待できるか?というと、そこは期待し過ぎないほうが良いだろうと思います。 普段ボリュームを上げる事が難しく、されど表現力ある音を楽しみたい方には、約4万円の出費は費用効果があるのではないでしょうか。このエッジ硬化対策・チューンアップが施されたDS-500は鳴りっぷりが良く、昔の国産スピーカーの音の方向がどういう感じだったのかを知るには良い素材と思います。 さて、その後又、今迄のaudio pro Avanti A.10に戻して聴いてみました。はっきり解ったのは音その物が クッキリ・ハッキリ感の面で一皮むけてる事です。そこはDS-500から数十年経ってるだけの技術面が音に出てるようです。 全体的なシステムとしての音馴れ具合もあるんだろ?と言われるかもしれませんが、先ほど書いたように、ある程度の音量で聴ける条件では小型スピーカーの場合、密閉型よりもAvanti A.10のようなバスレフ型の方が聴く側にはマッチするようです。 各自、部屋の環境でスピーカーの使い分けするのがベスト、それが結論でしょうか。
Posted by m55qe at 09:40 | Comments (3) | TrackBack (0)
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Comments
<div style="display:none">fjrigjwwe9r2mt_comment:comment_text</div>お久しぶりです、topazです。
仕事場ではDS-500は以前使用していました。
現在はエッジの硬化のため使用していません。
仕事場は、ヤマハのNS-B330に切り替えました。
自室は、DS-500のままです。
液晶ポリマーの振動版の音はとても好きです。
他のダイヤトーンのスピーカーの音質とは違い、
柔らかい音と繊細さがとても好きです。
いつかエッジを直したいとは思いますが、たぶんやらないでしょう。
最近は、オーディオの実験研究をやっております。
後は、出版物の協力もあります。
今年の6月30日に「ニッポン・ラジカセ大図鑑」に出版しました。
いつかお会いして、ラジカセ談義をしたいですね。
  Posted by: topaz at 2017/09/14 20:53:56
<div style="display:none">fjrigjwwe9r2mt_comment:comment_text</div>topazさん、お久しぶりです。コメント頂いて嬉しく思っております。ニッポン・ラジカセ大図鑑は、出版されてスグに購入して内容をじっくりと観させて頂いておりますよ(笑)。そしてtopazさんが製作協力者欄に載ってるのを観て、やっぱりなぁ〜と安心感がありました。昨年度まで私的な方面で地区の役員という仕事があったので、ラジカセ解体面は休養みたいな感じでしたが、この夏前くらいに再び色々と・・・という感じでした。一応の昔に目を付けてたラジカセ君達は実機を観て・聴いての面ではクリアしたかな〜という感じですが、それでもオークションを眺めては仕事の合間に目の保養してるような状態です。老眼も進み、いざ!解体する時にも苦労するようになってきましたが、なんとか趣味として、頭の体操も兼ねて続けたいと思います。私の他にコッチに御二人ほどラジカセ好きなオジサンが居ますが(笑)いつか皆で、東京に行けたら!と思います。御二人共、まだまだ仕事方面で時間的に自由になれる方々でもないのですが、ラジカセが縁のオジサン談義を叶えたいものですね。
  Posted by: 榊屋管理人 at 2017/09/14 21:43:21
<div style="display:none">fjrigjwwe9r2mt_comment:comment_text</div>こんばんは、topazです。
出版元が広告を出していないのに早く購入されたのですね。
よく気が付きましたね。
いろいろな制約の中で何とかやりました。
最近のカセットブームで、ラジカセもオークションでは高額機種が増えました。
欲しい機種は、早めに確保しておいてよかったです。
さすがにもう集めてはいません。
最近はラジカセ以外にいろいろやってみたいことがあり、
いろいろ挑戦しています。
実験のところにありますが、コロ支持も試してみると空間表現の変化が体験できます。
録音状態の良い音源で聴くと驚きの変化があります。ホームページではわかりやすい音源が使えなかったので、もしよろしければ実験してみてください。

全盛期のラジカセを知っている世代の集まりはとても楽しいものです。
当時のワクワクを、実機と資料でワイワイ話し合いたいですね。
  Posted by: topaz at 2017/09/15 0:06:21


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