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ケンウッドのミニコンポ型です
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 以前書いたように私の場合、カセットデッキに関してはカセットが動いてる姿を観て音楽を聴きたい・・・そんなタイプなので、普通手を出さない系統です。昨今のカセット含めたアナログ回帰が盛り上がる中、数十年前の有名系高級型カセットデッキやラジカセで、なんとか動かせる(又はある程度修理可能品)はオークションでも高額になってしまい、簡単には手をだせないような状況。そんな中、20年前くらいのバブル期後のまだ昔堅気な品が残ってる部分で、当時の高音質系ミニコン型のヤマハKX-10をココにも上げましたが、それはオートリバース機ではないので・・・・という面があり納得したんですが、その他で音の良いデッキをとなると今回はオートリバース機ですがKXF-5002を上げます。
この機はコレを書いてる現在、中古取引市場でも そこまで高額にはなってないようです、私の場合オークションではなくリサイクル屋で2機を手にしましたが、それはホントに安かったからで、1機で5000円とかなら手にしませんでした。
こういう形のデッキの場合、特にミニコン型はヘッドの掃除をカセットテープ型クリーニング用品を持たないと非常に面倒であり、結局ヘッドは汚れたままで、故障したらそのままにして・・・・という感じで多くがリサイクル屋等に流れるようです。
そこがある意味、オーディオ機に興味が無い方には中古機を聴いたけど音が良くないと言われたりしますが、外殻を開けてヘッド廻りの掃除や消磁を丁寧にすれば元の高音質が聴ける物に戻れたりします。
ただコノKXF-5002は外殻を開けただけでは、ヘッド廻りの清掃を綿棒にアルコール浸けて拭こうとしてもやりにくい系統で、もう一段階ヘッド廻りに容易にアクセス可能なように外す部分がありますが、それは開けた人にはスグに理解できます。
開けてみると機自体の作りは悪くなく、そこはケンウッド製らしい面があり、コンパクトでも音のよさそうな?感じはありまして、実際に音を出してみたらヤマハのKX-10と同格かと思います。音の良いデッキでコンパクトな物をお探しの場合なら、コレは良いデッキです(ただしヘッド清掃メンテなどが他の機よりも面倒な事は確実ですが)。
それとやはりオートリバース機なので 機によってリバース時のカセット再生時に音が少し揺れたりなど、テープ走行時の安定度は不安な面も現在使うとなると出てきます。その点で良い機なのか悪い機なのか・・・・手にした場合の運で左右されると思います。姿として好きか嫌いかは別にして、現在入手可能な音の良い中古デッキを探す場合、90年代後期ミニコンポ型の昔堅気な物が最後の砦かもしれませんね。
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