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はじまりは― |
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1963年(昭和38年)先代が果物の豊富なこの地「名川」で「このりんごやぶどうをおいしいジュースにしたら・・・。」と考え創業。
初めの頃は機械らしい物は破砕機(りんごを砕く機械)ぐらいで搾汁機は手動式、ビンも1本ずつ手洗いしていました。
当時、このあたりでは、りんごジュースなどめずらしく、風邪をひいた時などしか口にすることができない飲み物でした。
次第にうわさは広まり「うちのりんごもジュースさ搾ってもらえないべか?」と近隣のりんご・ぶどう農家の方々が訪れるようになりました。そうして委託加工と製造販売を行うようになりました。 |
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こだわりつづけて― |
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もぎたてのりんごを丸かじりした時の食感とさわやかさをジュースで再現できないだろうか・・・。
常にこのことを考えながら「少しでもピュアなジュースを作りたい!」と製法にもこだわり続けてきました。
たとえば搾汁の際の圧力の掛け方などきめこまやかにりんごやぶどうと対話をしながら仕上げています。機械まかせにしない手造りの味です。
原料の作柄によっては微妙に味がちがったりもしますが、何も加えず、何もひかず、果物の持っているそのままの風味を大切にしています。 |
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5月。ぶどうの花が咲きます。
みんな太陽に向かって咲きます。ひとつ、ひとつに小さな花びらそして、めしべ。とてもいい香りがします。。
やがてかわいい実になり、秋には
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工場の近くを流れる「馬淵川」。
奥に見えるのは、南部小富士と呼ばれる「名久井岳」。
鮎の魚影も濃く、うぐいや鯉の姿も。
たまに・・うちの愛犬も泳いでいます。 |
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春に咲いた花が9月下旬には実りの房をさげます。
この品種は「ナイアガラ」。個性的な芳香をもつ白ぶどう。
「ながわ」というジュースの原料です。 |
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初雪の舞い始める頃。直詰ぶどうジュース「吟」は出来上がります。
そうするとぶどうの加工が終わり、
りんごジュースの作業に取り掛かります。工場の中は甘ったるい様なぶどうの香りから甘酸っぱいりんごの匂いで満たされるのです。。。 |
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