fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 来る2月16日(木)17日(金)に奈良女子大附属小学校の学習研究発表会があります。私の教育観は、この学校の「奈良の学習法」が基本になっています。 「学習即ち生活であり、生活直ちに学習となる。日常一切の生活、自律して学習する処、私共はここに立つ。他律的に没人間的に方便化せられた教師本位の教育から脱して、如何に学習すべきか。如何にして人たり人たらしめ得るか。そのよき指導こそ教師の使命である。自律、真摯、教師の伸びることによって子供も伸び、子供の伸びることによって教師も伸びる」 これは、1922年同校主事の木下竹次氏の言葉です。これが「奈良の学習法」の原点です。また、私が直接指導を受けた同校元副校長の土谷正規氏、同校教官の岩井邦夫氏は次のような言葉を残されています。 「子どもの躍動を望むなら、教えないことです。教師が指示・教示をして「出来た」と喜んでいる姿は躍動ではありません。指導の半分は、がまんして待つことです。あと半分はグループにとびこむことです」(土谷正規) 「子どもは、自ら学ぶ力を持っている。学習というものは教師が力ずくで教授するものではない。あくまで子ども自らが進んで自分の学習に取り組み、学習の仕方を工夫し、学習する力を身につけ、自分の力で自分の道を力強く歩んでいくことが出来るようにすることである」(岩井邦夫) 今から23年前私が26歳の時です、ある研究会で土谷先生のお話を聴き、体がふるえるほどの感動を受けました。そして翌年、土谷先生の後継者である岩井先生の「忍者体育」の授業を見て大きな衝撃を受けたのです。それ以来私は月1回のペースで奈良に通い始めました。それが18年ほど続いたのでしょうか、「忍者体育」も何度みたかわかりません。でも毎回違うのです。子どもから出発する授業は子どもが創るので毎回変わっていくのです。だから毎回新鮮なのです。 その岩井先生もあと数年で定年です。今回の「忍者体育」の授業はもしかすると最後になるかもわかりません。この目でもう一度「忍者体育」を見ておきたい、今そう思っています。 6年月組 体育「豆忍者修業ファイナルーわたしの進む道ー」 の授業を見に、2月16日、私は5年ぶりに奈良に向かいます。 研究会詳細は下のアドレスです。 http://www.nara-wu.ac.jp/fusyo/Welcome-jp.html
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