fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 16日は元気塾9月例会でした。今回は 「学校における人権教育の考え方、進め方」 ということで 「保護者への啓発をどうするか、模擬懇談会を通して」 と 「言わなくても知っておいてほしい人権のこと」 というテーマで2時間の研修を行いました。 26名の若手教師が一生懸命に研修に取り組んでいましたが、この一生懸命さがあれば、もうすでに人権教育は半分以上はできていると思いますね。人権教育っていうのは「人権の知識に詳しい」ということではなのです。子どものことをどれだけ一生懸命に理解しようとするかなんですね。あの子この子のことを考えて授業づくり、学級づくりができるかです。 今回の若い先生たちの目を見ているとなんかうれしくなりました。あの目があれば大丈夫です。どうか粘り強くこれからもがんばり続けてください。 今回参加の26名の先生たちの中には、ほぼ毎回参加の常連さんが何人かいます。その先生たちはいつも前の方に座っているのですが、私がみるところでは力がついてきていますね。以前、実践発表をしてもらったり、授業の報告を受けたのですが、しっかりと子どもを見据えての実践ができてきています。 元気塾を始めてもうすぐ2年になりますが、実はテーマが違っても私が言っていることは、いつも同じ事なんですね。今回のような人権がテーマの時も、授業づくりがテーマの時も、学級づくりや家庭訪問、運動会、体育の実技研修・・・・すべて根本的なところは共通しているんですね。その先生たちはそのことにすでに気づいています。 来月は指導案の書き方についてをテーマに行いますが、指導案の書き方は次回で4回目ぐらいになります。でもその先生たちは、毎回同じ 「仲島の言葉」 を聞きながら、毎回違ったことを学習しているのだと思います。それを自分の学級で実践し、やがて 「仲島の言葉」が「自分の言葉」になっていきます。 そうやって、ほんものの力になっていくのです。 元気塾に来て 「とってもよかったです」 と言う先生はたくさんいます。「また来たいです」と言います。でも続きません。 一回聞いてわかったつもりになる・・・・・実はこれが一番恐ろしいことなんですね。教育って、子ども理解って、そう簡単な事ではないのです。そううまくはいかないのです。何度も何度も繰り返し勉強していくことで、だんだんとわかってくるのです。 「ほんのものはつづく。つづけるとほんものになる」(東井義雄) を胸に刻んで・・・。
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