fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 先日、久しぶりに腕時計を買いました。それも懐かしいGーSHOCKです。たまたま見た雑誌にGーSHOCKが載っていて、急にほしくなって買ってしまいました。 実は、私の机の中には、今も電池切れのG−SHOCKが10個ほど入っています。もう10年以上前のことですが、ちょっとやんちゃな子が私がGーSHOCKをしていると、すごく興味を示すのです。新しいG−SHOCKをしていくと、必ず反応してきました。 「仲島先生、またG−SHOCK買ったん。カッコイイなあ」 「エエやろ、これはこんな機能があるんやぞ」 「わあ、すごいなあ」 そんな会話をしていうちに、私のG−SHOCKはどんどん増えていったのです。 そして転勤した学校でも、ちょっとやんちゃな奴が、またまたG−SHOCKに興味を示します。今までのG−SHOCKを日替わりでしていくと、 「センセ、何種類持ってるんや」 とびっくりしてくれました。 ある時、その子を生徒指導上のことで別室に呼び、説教をした後です。 「センセ、今日のG−SHOCKは新品やな」 「そうや、新品や」 「センセイは、なんでそんなにG−SHOCKが好きやねん?」 「カッコイイからや。それにおまえがG−SHOCK好きやし・・・」 「えっ?」 「先生はな、おまえが好きや。だからおまえの好きなものも好きや。このG−SHOCKはおまえのために買ったんや」 「・・・・・・」 その時、その子の目に涙がたまっていくのがわかりました。 それ以降です・・・・・この子との「心の距離」が縮まったのは・・・・。 そんな思い出を胸に、久しぶりのG−SHOCKに心が躍ります。 「今度のG−SHOCKは、今までの中で最強やぞ。値段も一番高いんや!」 そんなことを、S君とT君に伝えたくてたまらない私です。
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