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2008年12月6日
人権フォーラムたかはま2008
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 12月5日、福井県高浜町 「人権フォーラムたかはま2008」 に参加してきました。
今年の高浜町の人権フォーラムは、なかなかおもしろい企画で行われました。
まず11月中に3人の講師による分科会です。
 17日 第1分科会 「同和問題」 講師・川口泰司さん
 19日 第2分科会 「子ども」 講師・仲島
 20日 第3分科会 「多文化共生」 講師・岩山仁さん
そして今回、この講師3人が集まって「ヒューマントーク」を繰り広げるという企画です。
 
1分科会の川口泰司さんは、明るくエネルギッシュに同和問題を語る若手のホープとして全国を走り回っておられます。現在は山口県人権啓発センター事務局長をされていますが、「歩く水平社宣言」として今、超有名な方です。
3分科会の岩山仁さんは、多民族共生人権教育センター理事として活動をしながら、コーチングのトレーナーとしてワークショップを行ったり、人材育成コンサルタントや大学の講師もされており、毎日多忙な生活をされています。いったいどれだけたくさんの人を支援しておられるのか、穏やかな表情からは想像の出来ない凄い方です。
 
 講師3人はこの日が初対面でしたが、高浜の駅に降り立った瞬間から、ペラペラしゃべり始め意気投合です。(実は、高浜に向かう同じ列車に乗っていたのに気づいていなかったのです(笑)) 会場では、一応打合せをしましたが、時間の流れだけで、あとは適当にしようということで、何が出るかわからないまま、いきなり本番を迎えます。
 
 でも、心配はいりませんでした。3人とも、「しゃべりがうまい」 というか「おしゃべり」が大好きです。会話はとぎれませんし、うまく繋がっていくのです。なかなかオモロイ対談でした。部落問題や多文化共生で大事なことや学校での子どもたちの課題を絡めて、「人権」について、元気なトークができたのではないかと思っています。(終了後3人とも「ええヒューマントークでしたね」と自画自賛ですわ(笑)いえ自己満足ですね(笑))
 よく行われるシンポジウムは、結局はシンポジストのミニ講演的になっていましたが、今回の高浜形式は、まさに型破りでしたね。これは「歩く水平社宣言」の川口泰司さんの発案ときいて、「さすが川口さんや」と思いましたね。
 
 帰りは、高浜駅発午後9時37分の最終列車です。東舞鶴までは3人が一緒でまたまたペラペラおしゃべり。東舞鶴で岩山さんが降り、そこから京都までは、私と川口さんとで約2時間一緒です。その2時間も2人はずっとしゃべり続けていました。(どんだけしゃべるねん!)川口さんは今30歳、私との年齢差は22歳。そんな異年齢でよく会話が持つなと思われるでしょうね。話の中身はほとんど「同和問題」でしたが、時には笑いながら、時には真剣に・・・いろんなことを話しました。ホンマええ勉強させてもらいました。彼はまだ30歳ですが、すごい人です。
 
 家に帰って、川口泰司さんの名刺の裏を見ると、やっぱり書いてありました。
 
   「人の世に熱あれ 人間に光あれ」

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Posted by naka602 at 00:44 | TrackBack (0)
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