fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 先日、教え子の優介(22歳)から、うれしいプレゼントが届きました。 そのプレゼントを、最近の講演の中で、私は自慢げに披露しています(笑) これは、彼が高校時代、野球部副キャプテンとして甲子園を目指していた時の話です。 最後の夏の大会を前に、ベンチ入りメンバーが発表されるのですが、彼は副キャプテンにもかかわらず、選からもれてしまいます。でも彼は腐ることなく練習に参加し、レギュラーを支える裏方として頑張るのです。 ある日、私は仕事帰りに、彼の学校の横に車をとめ、練習を眺めていました。薄暗くなったグランドの中、レギュラー組が練習している時、彼は一塁後方から大きな声を出しているだけです。そして時々、ランナーとなり、守備練習を補助しているのです。3年間厳しい練習を耐え抜いてきたのに試合には出ることができない、そんなつらい状況なのにチームのために尽くしている彼の姿に、私は胸が締め付けられる思いでした。その時、彼がランナーとして私の目の前を走っていきました。彼のユニホームの背中には大きな字が書かれていました。 「すべては夢のために 限界に挑む」 先月、彼と一緒に飲んだのですが、あの「夢の文字」の話をしていたのです。すると、 「あの夢ティー、先生にプレゼントするわ」 「えっ、ええのか、お前が持っていなくて・・」 「ええで。先生が持っていてくれるのは俺もうれしいから」 数日後、あの「夢ティー」が私の手元に届きました。 ※※※ 先ほど、28歳になる教え子からメールが届きました。 「HAPPY BIRTHDAY! 3年3組33歳から、20年。 お誕生日おめでとうございます。 そして3年生だった私も今、3年生の担任です。(大野茜)」 (そうそう、両手で3本ずつ指を出して、うれしそうに3年3組の子どもたちと 一緒に写真を撮りました。今も大事に持っていますよ) 今日で53歳、これからもバリバリがんばります! 優介、茜、みんなありがとう!
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