fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 13日〜16日、お盆休みをいただきました。 夏休み前半のハードな日程を終え、ホッとしながらお盆に入りましたが、 いい休みになりました。 昨年亡くなった父のお盆のお参りに行きましたが、久しぶりに母と姉と家族水入らずでゆっくりと食事もしました。ちょうど母の誕生日(85歳)とも重なり、いい時間を過ごせました。 家のすぐ近くにある西宮ガーデンズで、映画を観ました。 「HACHI 約束の犬」 忠犬ハチ公のアメリカ版です。 泣けましたね。自然に涙が出てしまうのです。リチャード・ギアと秋田犬HACHIの温かいつながりに本当に感動してしまいました。シンプルだけど本当にいい映画でした。 涼しい家の中で、ゆっくりと本を読みました。 「一瞬の風になれ」(上・中・下) 佐藤多佳子 講談社文庫 高校陸上部の青春物語です。体育会系の私としては、面白くて3巻一気に読んでしましました。(いえ体育会系の人間でなくても面白いです) 陸上の専門的なことから、高校生の人間模様、顧問の先生の温かさ等・・・感心したり、笑ったり、知らない間に涙が頬をつたわっていたり・・・と夢中になって読んでしまいました。こんな比較はおかしいかもしれませんが、「スラムダンク」の陸上部版みたいなのかな、って思いましたね。仲間って本当にいいです、部活って本当にいいですね。 爽やかな風が吹いた小説でした。 夕方、一本の電話がかかってきました。 「センセー、俺です。今実家に帰ってきました。祭り、一緒に行きませんか?」 「おー久しぶりやな。今からすぐに行くから待ってろよ」 ということで28歳になる教え子と一緒に祭りに出かけました。 教え子は5歳の息子も連れてきています。3人で歩いていると、おじいちゃんと息子と孫みたいな感じで笑っちゃいました。事実出会った人にそんなふうに言われました(笑) 彼は先ほどの小説ではありませんが、西宮でNO.1のスプリンターでした。小学校3年4年と担任しましたが、その頃から足は速かったのですが、彼がラストに力を抜いて走ると私は 「コラー! 最後まで全力で走れ!」 と厳しく叱っていました。彼にとって私は「ホンマ怖い先生」だったようです。 「センセイ、俺の基本はあの時についたんやで。なんでも一生懸命にせなあかんって教えられたもん。今も仕事は一生懸命や」 そうなんです、あいつは体力にものいわせて、今メチャメチャ働いているのです。「そんなに働いたら体壊すぞ、無理するな」と私が言うくらいなのです。でも、 「この子のために、俺は頑張ります」 って言う彼の眼は輝いていました。 いいお盆休みでした。体も心もゆっくりできました。 これで明日からの夏休み後半戦も頑張れそうです。 17日〜29日まで、死のロード?18連戦です。 「ファイト〜一発! リポビタンD!」
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