fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日4月1日付けで、 尼崎市教育委員会の教育委員の辞令を受け取りました。任期は4年間です。 みなさん驚かれたと思いますが、一番驚いているのは私自身です。 なんでこうなるの?って今も不思議な感じです。 地元西宮市ではなく、お隣の尼崎市です。 変な例えですが、 阪神の岡田監督が、今年は同じ関西のオリックスの監督をすることになりました。 「阪神が今も好きだけど、オリックスのためにがんばりたい」 とコメントしましたが、私もそんな思いに似ている気がしています。 後ろ髪は引かれるのですが、同じ子どもたちですから、頑張りたいと思っています。 ※西宮市と尼崎市は、規模がよく似た都市です。 両市とも、人口は50万弱、小学校は約40校、中学校は約20校とほぼ同じです。 私の家から車で、西宮市教委まで約10分、尼崎市教委まで約15分です。 ところで、 「教育委員会」ってなんでしょう? ちょっと解説をしておきます。 世間一般で 「教育委員会」 ってよく言われているのは、 正確には 「教育委員会事務局」 というものです。以前私もこの事務局にいて、 指導主事という仕事をしていたのです。 「教育委員会」 というのは、 5人の教育委員(市によっては6人)によって構成され、 教育行政の基本方針や重要施策等を決定する合議制の機関のことです。 そして 「教育委員会」 で決定されたことを、 実際に進めていくのが 「教育委員会事務局」 なのです。 流れでいえば、 教育委員会⇒⇒教育委員会事務局⇒⇒現場 という道筋です。 たった5人ですが、教育委員の役割はすごく大きいのです。 ところが近年、教育委員会は飾りのようなもので、実質的にはすべて事務局がやって いて、教育委員は名誉職のようなものだと批判されてきました。 (政治でいえば、大臣は飾りで実質的には官僚がやっていたというニュアンスかな?) そんな形骸化された教育委員会は廃止するべきだという意見も出ていました。 ということで最近は、教育委員会改革や見直しをする自治体も増えてきました。 尼崎市もそういう流れで、月1回程度の会議だけではダメだ、もっと現場を知らなけ ればいけないと、現場に度々足を運ぶようになったり、会議の回数も増えてきて いるようです。 「尼崎は変わろうとしている」 そう見えています。 今までの教育委員会なら、私のような人間を入れることはしなかったと思います。 まず、年齢が若いし、肩書もない、まして隣の西宮市の学校にいた人間です。 そんな私に 「先生たちを元気にさせてほしい」 とあの白井市長から言われたら 「ハイ」 というしかなかったのです。白井市長が星野監督のように見えました(笑) 先生が元気になれば、必ず子どもたちも元気になります。 そんな先生の応援団になりたいなと思っています。 「今日行く委員」 でがんばります。
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