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2010年5月28日
真摯に対応する
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広辞苑には
真摯(しんし)・・・・・まじめでひたむきなさま。「真摯な態度」
と書いてあります。
 
昨日、全国知事会が、沖縄の基地負担軽減への見解をまとめましたが、
原案の 「協力していく」 が 「真摯に対応していく」 という表現に変わりました。
これは実質的に「協力できない」「何もしない」「うちには関係ない」ということの
ようです。ホンマ冷たいなあって思います。それに18府県の知事が欠席。特に
関西は大阪の橋下知事だけが出席という実態です。そんな中、橋下知事が述べた
意見に兵庫県の副知事は 「橋下知事は関西のトップではない」 と批判するのです。
それなら「ちゃんと出てこい!」 と言いたくなります。ホント情けない。
普段は橋下知事に対していろいろ言いたいこともある私ですが、
「橋下さん、がんばれ!」
と素直に思いました。 
 
 
私が初めて「真摯」という言葉に出会ったのは、次の文章からです。
それ以来、「真摯」という言葉がとっても気に入っているのです。
 
「学習即ち生活であり、生活直ちに学習となる。日常一切の生活、自律して学習
する処、私共はここに立つ。他律的に没人間的に方便化せられた教師本位の教育
から脱して、如何に学習すべきか、如何にして人たり人たらしめ得るか、そのよき
指導こそ教師の使命である。自律、真摯、教師の伸びることによって子供も伸び、
子供の伸びることによって教師も伸びる」 (木下竹次  1922「学習研究」より)
 
そんな 大好きな「真摯」という言葉を
知事会の中で、ごまかしで使ってほしくないなあって思っています。
 
真摯とは、まじめでひたむきなことなのです。
 
 

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Posted by naka602 at 07:24 | TrackBack (0)
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