fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日は、大阪教育大学の教育振興会の評議員会がありました。 息子が入学と同時に、評議員になり、そして理事になり、最後は会長の役を させていただいていました。その役目も今日で終わり、少しホッとしているのです。 教育振興会というのは、大学の保護者の組織で、小中学校のPTAのようなものです。 (正確にいえば少し違うのですが、大学にもそんな組織があるのです) だから振興会会長とは、いわばPTA会長のようなものです。 そんな役を私がやっていたのです。 なんか信じられないでしょ(笑) 入学と同時に振興会費(3万+1万(施設費))をいただき、学生支援のために役立たせ てもらうのです。学生災害保険を全額負担したり、初診料負担、TOEFL等の語学試験 の受験料、教員採用試験対策費用、個人ロッカー代、教科書割引、留学援助金等の 個人への還元をしつつ、大学祭やクラブやサークルへの補助金、そして図書、DVD、 テレビ、冷房設備、自習室、食堂のリニューアルなど、大学の予算で出来ない所を 支援させてもらっているのです。 かつて私は、PTAの役員さんを選ぶ時、 「PTAの役員はしんどいこともありますが、役員さん同士の交流もあるし、校長先生らと 話す機会も多いし、案外楽しいものですよ。さあ、役員になってみましょう」 なんて声をかけていました。 この4年間、私は教育振興会の役員をしていて、まさにその通りだと思いました(笑) 役員さん同士が仲よくなるし、大学の職員の方とも仲よくさせてもらいましたし、学長や 副学長ほか「えらいさん」ともいろいろ話す機会があり、本当に楽しかったですね。 今の学長は、長尾彰夫さんですが、 長尾先生は「人権総合学習」で有名だった方で、長尾先生の本などを私はよく読んで いたのです。とってもわかりやすい人権総合学習の解説が印象に残っています。 その長尾先生と4年間、一緒に話ができたのです。これは本当にラッキーでした。 「役員をやってよかった」 私の学級のPTA役員さんが言っていた意味が、今わかりました(笑) 4年間、お世話になりました。みなさん本当にありがとうございました。 特に担当の小柳さん、常石さんには本当にお世話になりました。感謝の一言です。 でも最後にちょっと嫌な現実も書いておきます。 教育振興会は、PTA組織と同じで任意の加入なのです。 だから、入らない人もいるのです。今年の加入率は約8割です。 2割の方は入っていません。でもそんな方も、図書館も使うし、冷房の入った部屋で 勉強もします。リニューアルした食堂も使えるわけです。卒業証書の立派なホルダーは 教育振興会が出しています。 確かに4万は高いと感じるかもしれませんが、私立に比べたら圧倒的に安いし、4年間で 4万円です。1か月に換算すると840円ほどです。それぐらいの負担は学生たちのためにしてやってほしいなあと私は思っています。 (840円といっても多くの特典があり、還元されるのですからもっと安くなります) 入学手続きの際、ある保護者に私は加入のお願いをしました。 「学生たちのために支援してやってください」 「うちの子には関係ありません。任意なら入りません」 「PTA会費みたいなものなのでお願いします」 「うちはPTA会費も払ったことはありません」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 こんな親に育てられた子が先生になるのかなと思うと悲しい気分になりました。 でも、ほとんどの保護者は、 「ありがとうございます。ご苦労さまです!」 って笑顔で加入していただきました。
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