fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 4月、5月と地元西宮の聖和短期大学で保育科の学生に授業をしています。 「教師論」15時間中の5時間を私が受け持っています。 ・教師の仕事・役目 ・授業づくり ・学級づくり(仲間づくり) ・保護者対応 ・教師のやりがい こんなテーマで話をしていますが、先日は 「保護者対応」 ということで、いろいろ 話をしました。 こんなお母さんがいた、あんなお父さんがいた・・・そんな出会いを 話しながら、こうやって対応していくとうまくいく、と教えるのですが、 毎年このテーマの時に、学生は自分の親を思い出すのです。 授業後の感想には、保護者対応の内容より、むしろ自分の親への感謝の言葉が 多くなっています。 今日の授業でキロロの「♪未来へ」という歌がかかりました。 私は中学校の時、バカでいろいろ悪いことをして、3者面談の時も怒られてばかりでした。 高校でも素直じゃなく、お母さんと出かけるのが恥ずかしかったりして、反抗ばかりして、 成績もよくなく、部活にも入っていませんでした。夜帰るのも遅くて、晩ご飯も一緒に 食べない日が多かったです。 卒業式で、この「♪未来へ」を歌うことになって、私は母が来るのが楽しみでした。 でも卒業式の2日前にケンカをしてしまい 「来なくていい!」 と言ってしまいました。 仲直りしないまま当日をむかえました。 この歌を歌う時、保護者席を見たら、一番前の席に母がいました。母は泣いていました。 私も歌いながら泣いてしまいました。 上手に歌えなかったのですが、家に帰ったら 「あんたの声、聞こえたで」 と言ってくれ ました。 私、この歌、大好きです。 (U.M) (※尊敬する人は?という質問に彼女は「お母さん」 と書いていました)
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